トラブルが起きたときの反応・行動で,その人の対応力が分かる。
仕事をしていると大小問わず様々なトラブルが起きます。
そのときの反応・行動で,その人のトラブル対応力が分かります。
反応・行動には2種類あります。
① 起きてしまったトラブルに囚われてしまう人。
これは,過去に焦点を当てています。
以前私も、今思い出しても恥ずかしくなる位囚われてしまったことがあります。
② 起きてしまったトラブルを前提に,何ができるかを考える人。
これは,未来に焦点を当てています。
①の人は,「ありえない」,「仕事が進まない」などと言ってオロオロし,各方面に文句をいいます。
気持ちは分からないではないですが,起きてしまったことにこだわっていても,どうしようもないのです。
②の人は,冷静です。
「起きてしまったものはどうしようもないこと」という大前提で物事を考えられます。
①の人は,予想できる範囲が狭い人だとも言えます。
世の中では,実に色々なことが起きるにもかかわらず,予想できる範囲が狭いのです。
ですから,ちょっとしたトラブルでも,予想外になってしまい,途端にオロオロとしてしまうわけです。
平穏な時は,ほとんどの人が冷静でいられます。
トラブルが起きると,自分を客観視できなくなりがちです。
トラブルが起きたときほど,「自分はどう振る舞うべきか」という意識を強く持ちたいと思います。
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