「本を読まないといけない」なんてことは無い。
「本、読まないといけないと思うんですけど・・・」という人。
「本から学んだことはない」という人。
読書に対して、義務感や抵抗感を覚える人は少なくないように思います。
僕は読書を薦めますが、本を読まないと成長しないとか、ダメだとか、そういうことは一切思っていません。
要は、「何から学びを得るか」だと思います。
人、本、本の中でも小説、ビジネス書、テレビ、ネット等々、学びを得る種はいくらでもあります。
複数の種から得る人も多いと思います。
本だろうが人だろうが、成長する人はするし、しない人はしない。
学びを得る種は何でも良くて、大切なのは、体験を通じた知識に昇華させられるかどうか。
人から聞いたこと、本で読んだことは、その時点ではただ「知識として知っている」に過ぎません。
「〜らしいよ」という言葉でしか語れません。
しかし、それを実際にやってみる。
これはうまくいった。これはうまくいかなかった。
そういう体験を経て、初めて「使えるということを知っている」という状態になります。
そうなると、「〜だった」という言葉で語れます。
この積み重ねで、成長するのだと思います。
何から主に学びを得るかというのは、その人のストーリーも影響しています。
僕の場合は、ある苦しい時期に、すがるように本を読んで、救ってもらったというストーリーがあります。
だから本に対する思い入れが強い。
他方で、先輩や師匠に成長させてもらえたというストーリーを持っている人は、「本より人」になるかもしれません。
よく考えると、本も人が書いているものですから、人なんですよね。
本か人かという風に分ける必要はなくて、色んなところから学びを得れば良いと思います。
本が合わないなら、無理する必要はありません。
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