自分が支配する時間vs他人から支配される時間
■ 時間には2種類
時間には2種類あります。
「自分が支配する時間」と「誰かに支配される時間」
「自分色の時間」と「他人色の時間」とも言えます。
支配する時間を増やせば増やすほど、日々は豊かになると思います。
■ どのように区別されるか?
「支配する・される」は、仕事かプライベートかという分け方ではありません。
仕事でも、支配する時間にできます。
プライベートでも、支配される時間になってしまいます。
要は、
その時間に対して、自分の人生にプラスとなるポジティブな意味付けができているかどうか。
■ 仕事は「支配される時間?」
仕事は、支配される時間としてイメージされやすいですが、支配する時間に出来ます。
嫌な仕事、上司からの面倒な仕事、単純作業、どれを取っても、ポジティブな意味付けは可能です。
「この嫌な仕事をこなすスキルを身に付ければ、きっと成長できる」
「この面倒な仕事を驚くほどの精度とスピードでこなし続けたら、凄い能力が身につく」
「あの嫌な上司とやっていけたら、どんな人ともやっていける」
こういう感じで。
そこで身に付いた能力は、別の場所で生きるはずです。
反対に、
「仕事は生活のためだから、我慢して頑張る」
「上司から嫌われないように、波風立てないようにしよう」
という意味付けだと、その仕事時間中は、「支配されている時間」です。
「生活のため」はネガティブな意味付けとは言い切れませんが、もっとポジティブな意味付けができるはずです。
■ 以前の僕は、ネガティブな意味付けばかり
以前の僕は、嫌な仕事が来たら、「仕事だから仕方ない」、「逃げようがない」、そういう考え方をしていました。
間違いなく、支配されている時間です。
仕事が終わっても、疲れきって気力が湧きません。
嫌なことを忘れるように、ゲームをしていました。
翌朝起きても、体がだるくて、出勤直前まで横になっていました。
休みの日は昼まで寝て、日中は体もだるくてボーっとして過ごす。
そして日曜の夜になると、「明日から仕事か…」とサザエさん症候群。
結局、仕事中どころか、プライベートまで支配されていました。
■ どこでも支配する時間にできる
通勤の電車には、これから人生を切り売りしに行くかのような悲壮感が漂った大人がいます。
帰りの電車では、呆然としている大人がいます。
「通勤時間」という名前がついていますが、仕事のために使う必要はありません。
ひたすら駅に着くのを待っている必要もありません。
僕は、行き帰りの電車は本を読みます。
通勤時間が暇だから本を読むのではありません。
本を読むのがたまたま通勤中だっただけです。
だから通勤時間は、自分が支配する時間。
ゲームやマンガを読んでいる人も居ますが、それが自分の人生にとってポジティブな意味付けができるのなら、それも自分が支配する時間。
だけど、仕事のストレスから逃れるためだったら、それはやはり支配されている時間ではないかと思うのです。
本を読むのが正解ということではなく、支配する時間として使いたい。
その意味では、通勤時間は寝て過ごすというのも、意味付け次第では支配する時間です。
■ 最後に
支配する時間にするには、目的意識が必要だと思います。
自分はどうなりたいのか、自分はどういう人生を送りたいのか。
それが描けてくると、ポジティブな意味付けをしやすくなると思っています。
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