脱走せよ。
僕にはよく分からないことがあります。
「しんどい」、「大変」、「辛い」・・・
そういうことを言いながら、実に辛そうな表情をして毎日を送る人がいる。
だけど、そのしんどさ、大変さから本気で抜けだそうとしているようには、正直、見えない。
抜け出す方法がわからないのかもしれない。
あるいは、しんどい状態に慣れすぎて、思考停止しているのかもしれない。
朝の通勤電車や駅には、辛そうな表情の人が目立つ。
まるで、これから自分の人生を切り売りしにいくような悲壮感すら漂っている。
以前高校生数十人に聞いたことがある。
「電車で通勤しているサラリーマンを見て、ああいう大人になりたいと思う人はいますか?」
誰も手を上げなかった。
なぜ脱走しないのだろう。
辛いなら、脱走すれば良いのに。
仕事を休むとか、刹那的な享楽に没頭するという脱走ではありません。
人生をワクワクさせるような人生を創る。
そうやって脱走すれば良いと思います。
ワクワクする人生を創った時に脱走できるんじゃなくて、それに挑む過程で、脱走できると思います。
簡単ではない。時間もかかる。
だけど、何もしなければ、辛いし、場合によっては一生を捧げることになる。
うまくいくとは限らない。
だけど、現状を変える努力をしない理由は、無い。
きっと、今の僕には見えていない、色々な事情があるのだと思う。
甘いと言われるかもしれない。
だけど、実際に、脱走して、生き生き暮らしている人が居るのを知ってしまったら、脱走を考えずにはいられない。
こういうことを考えた時、いつもエレファントシンドロームのことを思い出す。
脱走できるのに、できないと思っていないか。
脱走する努力を続けているか。
脱走する意識を持ち続けているか。
そう、自分に問いかけるようにしています。
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