意味付け力〜日々を充実させる意識改革〜
■ 私達は、意味付けをしている。
全ての出来事は「事実」でしかなくて、良い・悪い、好き・嫌いは、それに「意味付け」しているだけ。
しかも、その意味付けは、人によって異なります。
雨が降って文句を言う人と、楽しめる人がいる。
同じ雨でも、意味付け次第。
「私を腹立たせる人がいる」のではなく、その人に対して「腹が立つ」という意味付けをしているだけ。
■ 意味付けは、ポジティブに変えられる。
意味付けは、意識を変えると、ネガティブからポジティブに転換できます。
そして、ポジティブに、つまりワクワクできるような、人生を好転させるような方向に意味付けする力を、「意味付け力」と呼びたいと思います。
例えば、「嫌だな~」と思う仕事があるとします。
昔の僕は、単に「嫌だ嫌だ」と思いながら、ストレスをごまかしながら、早く終わらせようとしていました。
しかし、嫌な仕事はまた来ます。
その度に同じことの繰り返し。
苦しさから解放されることはありません。
ある時、
「この嫌な仕事を嫌だと思わなくなったら、それは誰かへのアドバイスになるかもな」
「この嫌な仕事を乗り越えられれば、スキルが上がるな」
そう思うようにしました。
つまり、「嫌だ」、「早く終わらせたい」という意味付けをポジティブに転換しました。
そうすると、「楽しいな」とはさすがに思いませんが、「この嫌な仕事をすることが、その先につながっている」という感覚を持てました。
その繰り返しで、単に「嫌だ嫌だ」という状態からは抜け出せました。
■ 意味付け力の磨き方
① 最初は無理矢理でもいいので、「これは自分の人生をワクワクさせるためにやるんだ!」と思うようにします。
② すると、「なんで?」と思うはずです。
③ そこから、「なぜ目の前の出来事が自分の人生をワクワクさせることにつながるのか」を考えます
最初からはうまくいきません。
何度も何度も意識して、アンテナを張り続けていると、意味付け力は磨かれます。
それでもポジティブな意味付けができないときは、それはそれで割り切ります。
全ての物事に対してポジティブな意味付けをするのが理想ですが、そうはいかない現実もあります。
だから、全てとは言わないまでも、ワクワクにつながる物事の比率を増やす。
そう意識できると、昨日までとは世界の見え方が少し変わるはずです。
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