【後悔しない人生のために#5】緊急ではないけど重要なことを、日々の生活に取り入れるには?~「7つの習慣に学ぶ手帳術」を読んでⅡ~
■昨日書いたこと
「なぜ、第1、第3、第4領域のことで日々は埋め尽くされ、中長期的に見て最も大切な第2領域(=「緊急でない」かつ「重要」なこと)をやれないのか?」について書きました。
【後悔しない人生のために#4】「やりたいけど、やれてないこと」は何ですか?~「7つの習慣に学ぶ手帳術」を読んで~
僕にとって第2領域のことは、例えばこれ。
✔ 夢をノートに書く
✔ そのノートを毎日見返して、夢実現に向けたアイディアを書く
✔ メルマガを読む
✔ 今すぐはしないけど、いずれやりたいことのノウハウを学ぶ
✔ 日々の気付きを書き残す
✔ ノートを見返して、振り返る
✔ 人に会う
✔ いつか出す本の原稿を書く、ネタを絞り出す
✔ 読書
■第2領域の特徴。
昨日書いた通り、第2領域が他の領域と比べて後回しになってしまう理由は、「向こうからはやってこない」というところにあります。
そして、やらなくても誰にも怒られないし、短期的には何の損もデメリットもありません。
正に、将来自分のやりたいことに向けての種まきです。
だから、「放っておいたらいつまで経ってもやれないこと/やらないこと」なんです。
■ではどうやって突破したらいいか?
「第2領域のことをなかなかやれないことは分かったから、どうやったらやれるようになるか教えてくれ!」
という心の叫びに対し、「7つの習慣に学ぶ手帳術」はこう答えます。
あなたが、自らその重要性に気付き、自らの意志で行動しなければならないのです。
「重要性には気付いてる!だけど行動できないから困ってるんだ!」という声が聞こえてきそうです。
では、質問です。
本当に、心の底から重要性に気付いていますか?
「気付いている」にもレベルがあります。
「やった方が良いと思うけど、やらなくても良いと思っている」というレベルから、「今やらないと、夢は叶わないと思う」というレベルまで。
あなたはどのレベルで気付いているしょうか?
答えは、あなたの中にしかありません。
一度、夢を書き出してみると良いかもしれません。
そもそも「本当にやりたいこと」は何なのか?
今のままで「本当にやりたいこと」を成し遂げられるか?
現実的に考えてみましょう。
第2領域に該当することの重要性を認識するには、そのことが、どれだけ自分の人生にとって必要かを認識することです。
■次に、「自らの意志で行動する」という部分。
重要性に気付いた後、実際に第2領域を日々に取り入れるためにはどうすればいいか?
ポイントは、次の3つだと考えます。
✔ いちいち思い出さなくても、自動的に向こうからやってくる仕組み作る。
✔ 「やるか/やらないか」を判断しなくて良い仕組みを作る。
✔ 「どうやるか、何を用意すればよいか」を考えなくて良い仕組みを作る。
人は、やらない理由を見つける天才です。
ちょっとでも隙を与えると、やりません。
だからとにかく、考えたり、迷ったり、判断する隙を排除します。
まるで、与えられたミッションを愚直にこなす仕事人のように、淡々と完遂します。
「自らの意志で行動するって言ってるのに、これだと自らの意志じゃないんじゃない?」と思われたでしょうか。
しかし、こうやって仕組みづくりをすること自体、そして仕組みに従って行動することは、正に「自らの意志で行動する」ということです。
■僕が使っているツール。
「7つの習慣に学ぶ手帳術」では、第2領域をやるために、その名の通り手帳を使っています。
しかし僕は、Task Chute2というツールを使っています。
Task Chute2は、先ほどの3つのポイントを満たすツールとして極めて有効です。
タスク管理ツール・TaskChute2(PayPal決済)
やり方を覚えてしまえばかなり便利なツールですが、最初は大変でした。
僕が途中で投げ出さなかったのは、幸運にもjMatsuzakiさんにお会いする機会があり、これを使っているとうかがったからです。
jMatsuzakiさんはかなりエッジの利いた方で、物凄いインパクトを受けました。
jMatsuzakiさんが使っているツールということで興味を持ち、使い続けることができました。そして、実際使ってみてその価値を思い知りました。
■Task Chuteの使い心地
毎朝Task Chuteを立ち上げると、それをやる時間になると、
「夢ノートを見て、夢実現のアイディアを1個でも書く」
「今日の振り返りをノートに1行でも書く」
とか、第2領域のことがバンバン自動的に迫ってきます。
唯一注意すべきは、Task Chute2を立ち上げるのを忘れないこと。それだけ。
その日にやることしか入れていないので、「やるか/やらないか」を判断する余地はありません。
その日にやれることしか入れていないので、「やれるか/やれないか」を判断する余地もありません。
やり方も具体的に書いてあるので、「どうやるんだっけ?」と迷うこともありません。
「○○作成」みたいな洒落たタスク名ではなく、「○○を見て、○○を書いて、○○する」みたいに、具体的な行動レベルで記載しています。
もちろん、Task Chute2に予定を組み込む段階では、「どの時間だったらやれそうか」「何をやるべきか」という検討はしました。
だけど、一旦設定してしまえば、後は自動的です。
人間というものは複雑なようで単純なもので、自動的に迫ってくる仕組みができると、どんどんやれるようになります。
お陰で最近は、随分第2領域をやれることが増えました。
■どう始めるか?
Task Chute2は、超絶便利ですが、いきなり始めるにはハードルが高いかもしれません。やってみて挫折して、やる気がなくなるのは本末転倒。
まずは、「7つの習慣に学ぶ手帳術」を読んで、手帳で実践してみるのも良いかと思います。
今日はここまで。
みなさんが第2領域を日々に取り入れられることを願ってやみません。
一緒に頑張りましょう。
■今日のトリガークエスチョン
あなたの人生の歯車を回す、トリガー(引き金)となる質問をします。
Q,あなたにとっての第2領域(緊急でない、重要なこと)は何ですか?
第2領域のことを日々に取り入れるために、あなたができる「仕組みづくり」は何ですか?