意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

【後悔しない人生のために#4】「やりたいけど、やれてないこと」は何ですか?~「7つの習慣に学ぶ手帳術」を読んで~




ワンポイント・コーチング

 あなたが、「やりたいけど、やれていないこと」は何ですか?

 あなたが、「やった方が良いとわかってるけど、やれていないこと」は何ですか?

 

 どうでしょう、何か頭に浮かんできましたか?

 

 やりたいけど、やれてないこと。

 やった方が良いとわかってるけど、やれてないこと。

 

 そのことを考えると、あなたは、どんな感じがしますか?

 

 「やべー」っていう感じ?

 ゾッとする感じ?

 何か、胸のあたりを針でチクチクされる感じ?

 どうでしょう?

 ゆっくり、感じてみてください。

 

 では、始めましょう。

 今回と次回で、あなたが今考えた、

 ・やりたいけど、やれてないこと。 

 ・やった方が良いとわかってるけど、やれてないこと。

 それを、忙しい毎日の中でもちょっとずつやっていく方法を書きます。

 

 意識や生活をガラッと変える必要はありません。

 大いなる希望と、ちょっとした仕組みづくりで、スタートできます。

 

「7つの習慣に学ぶ手帳術」

 3回に分けて、「後悔しない人生のために」というテーマで書きました。 

【後悔しない人生のために#1】「将来成功した自分」がインタビューで語ることを、これからやろう!~「成功者3000人の言葉」(上阪徹さん著)を読んで~

【後悔しない人生のために#2】漫然と生きたその先を想像するだけでゾッとする〜目標達成した将来の自分に相応しい『自分』を創り、相応しい『今』を生きる〜

【後悔しない人生のために#3】目標を立てずに生きたその先に待つものは?そして、僕からの要望。

 

 しかし、

 「やりたいことはあるんですけど、忙しくてやれないんです」

 「やった方が良いというのは分かるんですけど、なかなかやれないんです」

という声もあります。

 

 その気持はすごく良く分かります。

 僕も、日々の仕事や気分などに左右されて、やれたり、やれなかったり。

 いつの間にか目の前のことばかりに追われ、将来に向けた種まきを怠ってしまう。

 「だって、忙しいし・・・」

 「だって、今やらなきゃいけないことがたくさんあるし・・・」

 そんな毎日でした。

 

 「これじゃイカン!」と思いました。

 やれたり、やれなかったりではダメ。

 「やりたいこと」「やった方がいいこと」を、「毎日無理なく確実にやれる仕組み作り」を結構必死でやりました。

 そのヒントとなったのが、「7つの習慣に学ぶ手帳術」。

 本書は、大ベストセラー「7つの習慣」の中で時間管理について述べた第3の習慣「最優先事項を優先する」の考え方をもとにした本です。 

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今自分は、24時間をどのように使っているか?

 まずは自分が24時間をどう使っているかを把握します。

 そのツールが、「時間管理のマトリックス」です。

第1領域=「緊急」かつ「重要」なこと

(例)締切の迫った仕事、クレーム処理

第2領域=「緊急でない」かつ「重要」なこと

(例)運動、人間関係づくり、勉強や研修会への参加

第3領域=「緊急」かつ「重要でない」こと

(例)突然の会議、上司から「すぐに」と頼まれた仕事、電話対応

第4領域=「緊急でない」かつ「重要でない」こと

(例)暇つぶし、目的のないネットサーフィン、待ち時間

 いつの間にか時間を費やしているのは、「緊急」のこと(第1&第3領域)。

 なぜ緊急のことにばかり時間を費やすのか?

「緊急」のことは、あなた意識しなくとも、向こうからあなたに行動を取るように仕向けてくるからです。

 さらに、こう続きます。

 さらに問題なのは、第3領域=「緊急」かつ「重要でない」ことを再優先すべきだと勘違いしたまま、多くの時間を割いてしまうこと。

 この領域に時間を費やして疲れ果てると今度は、第4領域=「緊急でない」かつ「重要でない」こと(単なる娯楽)に逃げるという悪循環に陥ってしまうことになるのです。

  その通り過ぎて反論できません。

 

 「緊急」のことは、待っていてもやってきます。逃げても追っかけてきます。

 しかも「緊急」ですから、重要度を検討する前に、反射的に「すぐ対応しなければ!」と思ってしまう。

 これが、「緊急」のこと(第1&第3領域)に多くの時間を割かれる理由です。

 ↓ 

 そして気付けば大半の時間が費やされ、疲れ果てる。

 結果、せっかく残った時間さえ、第2領域(「緊急でない」かつ「重要」なこと)に時間と労力を割く余裕はなくなり、楽ちんな第4領域(「緊急でない」かつ「重要でない」こと)に費やしてしまう。

 これが、第4領域に時間が割かれる理由です。

 

 こうやって、第1、第3、第4領域で1日は埋め尽くされ、日々が過ぎていくわけです。

 だけど、最も大切なことは、第2領域です。

 第2領域のことをどれだけやれるか。

 これが、この先の人生を左右すると考えています。

 

 やりたいけど、やれてない。

 やった方が良いとわかってるけど、やれてない。

 そう思っていることは、きっと第2領域に関するものが多いはず。

 だけど、それが実際にできていない理由を以上のように説明されると、「なるほどなぁ」と思いませんか?

 僕はそう思いました。

 

■「いつかやれる」は蜃気楼。

 「いつか時間ができたらやろう」

 「いつか余裕ができたらやろう」

 その淡い期待は、裏切られる可能性大です。

 

 何を隠そう、僕自身が、蜃気楼とも言える淡い期待を抱き続けてきました。

 遠くに見えるオアシスを目指して、灼熱の砂漠を歩く。

 だけど、歩いても歩いても、そのオアシスには近づきません。

 そしてこうつぶやきます。

 「あぁ、時間、時間、時間。時間が欲しい・・・」

 

 今日はここまで。

 次回は、「では、どうやて第2領域を日々の生活に取り入れるか?」を書きます。