【後悔しない人生のために#3】目標を立てずに生きたその先に待つものは?そして、僕からの要望。
■前回、前々回と、関連する記事を書きました。
前々回は、自分が目指す目標、理想像に向かって何をやるべきか。それを明確にする方法を書きました。
前回は、「目標を決めたんなら、今すぐ行動に移さないと後悔するかもしれません!」という話でした。そう、目標を決めた「後の」話です。
■今日の話
それより更に深刻な事態を招きかねないことを書きます。
それは、「そもそも目標を立てずに過ごしてしまうこと」です。
■目標って、持ったほうがいいの?
もうここは価値観の話ですが、僕は、「持ったほうが良い」、否、「自分の人生を送りたければ目標は持たなければならない」というスタンスです。
目標を持たない人生は、行き先を決めない旅です。
辿り着きたい場所が無いのなら、「辿り着きたい場所に辿り着いた人生」は、あり得ません。
ということで、目標は持つべきだという前提で書きますね。
■目標があると、こういうことが起こる。
前回書いたことの核は、「目標があるなら、行動しましょう!」という話でした。
ただ、目標を持った時点で、実は相当進んでいます。
※「目標」とは?
壮大過ぎても、反対に人から見れば小さなことでも、自分が達成したいものなら何でも良いし、人が良いと思ってくれる目標に合わせるべきではありません。具体的な目標でも、「こういう存在でありたい」という抽象的なものでも構いません。「ノーベル賞獲りたい」、「心穏やかに静かに暮らしたい」、いずれもグレートです。
■なぜ、目標を持った時点で進んでいるか?
理由を2つ挙げます。
①「私はあの目標を達成したい」ということが頭の中にあるということは、”アンテナを立て続けている”ということだから。
アンテナを立て続けていると、例えばこういうことが起こります。
- SNSに偶々流れていた投稿に目が留まる
- 友達からセミナーやイベントの誘いがあった時に「良い機会だから行ってみよ!」と思える
- 書店で、関連する本が目に飛び込んでくる。
等々。
②ギャップを埋めたいというエネルギーが生まれる。
「目標に向かって前進する自分」と「動けていない自分」のギャップにモヤモヤするでしょうし、フラストレーションも溜まるでしょう。
だけど、そのギャップを埋めたいと思うのが人間ですから、ギャップを持ち続けること自体がエネルギーになります。
僕にも長くそういう時期がありましたし、今もそういうギャップは持ち続けています。
僕のセミナーに参加してくださった方も、こういう方は多いです。
ただ、遠くまで飛べるかもしれないその強力なエネルギーを、「◯◯のせいで、自分はやりたいことがやれない」という風に、他責で発散しては勿体無いので程々に。
■目標すら持たなかったら?
ここまで書いたのが、「目標は頭の中にある状態」。
では、全く目標を持っていなかったらどうなるでしょうか?
①先ほど上げたような「ピン!」と来る出来事は、まずないでしょう。
②現状と理想のギャップも無いので、そもそもギャップを埋めようというエネルギーも生まれません。
その状態で何年か先、あるいは何十年か先になって、ふと、「自分のやりたいことをやって生きたい」と気付いてしまったら、どうなるでしょうか?
そこから目標を探して、目標達成に相応しい時間と積み重ねを一からスタートするわけです。想像したら、怖くなりませんか?
このブログの読者、ここまで読んで下さった読者は、おそらく、現状に対して何らかのモヤモヤを抱えているか、「もっと高みを目指したい」という意識の強い方でしょう。
重大発表をします。
そういう読者の多くは、残念ながら、「今の自分に何の疑問持たずに一生を終えることができる」というコースからは外れています。僕も、既に外れまくってます。
僕は、そういう人たちと一緒に頑張っていきたいです。
「私は何の疑問も持っていない」というなら、残念ながら僕のブログが提供できるものは何もありません。
photo credit: Silentmind8 via photopin cc
■要望。
ここまで読んで、もし「胸の奥がドキッ」とするような感覚を覚えた方へ。
ここからは僕の要望です。
① 恐れずに、目標を立ててみませんか?
先送りしているor見ないふりしている心の欲求が、何年か先に抑えきれなくなったらどうなるか。考えてみてください。
② 既に目標をお持ちなら、もう一歩動いてみませんか?
③ ①or②のために、今日から1週間以内にできる具体的な行動を考え、実践してみませんか?「夢を書き出すノートを買いに行くor通販で買う」でもグレートです。
末尾のアウトプットメッセージで、ぜひあなたの思いと結果を聴かせて下さい。
ちなみに僕が夢を書き出しているノートはこれです。色もサイズもたくさんあります。
■人生に遅すぎることはない?
こういう話をすると、「人生に遅すぎることは無い!」と言われることがあります。
それは正にその通りです。
ただ、「人生に遅すぎることは無い」としても、「早く気付くに越したことはない」と思います。もっと言えば、「今気付けることを、わざわざ先送りする理由はない」。
「人生に遅すぎることは無い」とか「◯◯だけが幸せじゃない」という言葉は真理でしょう。
だけど、その言葉を、「今動かない言い訳」「今努力しない言い訳」に使っては何の意味もありません。
その言葉は、「今動くきっかけ」に使う言葉です。
■今日のトリガークエスチョン
あなたの人生の歯車を回す、トリガー(引き金)となる質問をします。
Q,あなたは、目標を立てて、その達成に向かって進む人生を選びますか?それとも、選びませんか?
Q,「選ぶ」と回答したあなたへ。今日から1週間以内に、目標を立てるために出来る具体的な行動は何ですか?