「やる」が原則の人。「やらない」が原則の人。
■最近の出来事。
最近仲間内で、新しいグループウェアを導入しようと提案しました。
スケジュールやTODO管理ができるシステムです。
結果、全員が二つ返事で、「やりましょう」「便利そう」「試してみよう」と賛同してくれました。
僕は凄く嬉しく、心強く感じました。
■どちらが原則?
何か新しいことを提案した時、
・「やってみる」が原則の人
・「やらない」が原則の人
が居ると思います。
「やらない」が原則の人は、新しいことを提案した時、「でも」が先行します。
何をするにしてもメリット・デメリットがあります。
「やらない」が原則の人は、デメリットを強調します。
究極は、「上手くいくか分からないじゃないですか」と指摘します。
上手くいく保証なんて、まずありません。
そもそも上手くいく保証があるものは、メリットも知れています。
「やらない」が原則の人は、上手く行かなかった時に、「やってみよう」と言った人のせいにします。
「ほら、私の言ったことが正しかったでしょう?」と言わんばかりに。
■スタートが違う。
「やる」が原則の人も、何でもかんでも無闇にやるわけではありません。
冷静な分析・判断はします(というか、すべきです)。
要は、スタートの問題です。
「やる」が原則の人は、やらない理由が50%を超えない限り、やってみようという結論に転びます。
「やらない」が原則の人は、やる理由が50%を超えない限り、やらないという結論に転びます。
やる・やらない、どっちが優勢か分からない時、「やらない」に転ぶのが、「やらない」が原則の人です。
欽ちゃんの仮装大賞では、トゥトゥトゥトゥトゥと点数が上がっていって、合格ラインを超えたら合格の効果音が鳴ります。
「やらない」が原則の人は、これと同じです。
「やる」というラインを超えない限り、「残念、またチャレンジしてね」ということになります。
「やらない」が原則の人が居ると、説明に苦労します。
何とか納得してもらうだけの材料を探している内に、スピード感を失います。
ビジネス書や自己啓発本を読んで、「こことここがダメだからこの本はダメだね」というのは、「やらない」が原則の人です。
「この一文が参考になるから、この本は良いね。やってみよう。」というのは、「やる」が原則の人です。
翻って、自分は「やる」が原則の人で居られているかと自問します。
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