なぜ人は行動できないのか?~「やりたい」のに「やれない」のワナ~
「やりたいことがあるなら、やればいい」
そこは多くの方が賛同するはずですが、
いざ自分のことになると、
「やる人」は何割かです。
▼ただ本人にしてみれば、
「やらない」わけじゃないんです。
本人は、
「やれない」と思っているんです。
▼周りから見れば、
「いやいや、やれるでしょ」
「いやいや、言い訳でしょ」
と思うようなことでも、
本人は大真面目に
「やれない」と思っています。
▼例えばこんな風に。
「チャンスがあればやるの。
お金があればやるの。
家族の協力があればやるの。
もっと若ければやるの。
自信があればやるの。
時間があればやるの。
一緒にやる人がいればやるの。
スキルがあればやるの。
でも、
それがないから、やれないの。
やらないわけじゃなくてね。」
▼これは笑い事ではなく、
僕も含めた多くの方が、
多かれ少なかれハマっている思考です。
どうしてそんなことが起こるのか?
▼潜在意識は、
とにかく変化を嫌います。
▼なぜなら、
大事なのは、安心・安全だからです。
変化してしまうと、
その変化の先で安心・安全が
脅かされるかもしれない。
だから、
「やれる理由」を集めてきて
「やれるよ!変化しようよ!」
と言うのではなく、
「やれない理由」をせっせと集めてきて、
こう囁くわけです。
「キミは、
やりたいけどやらないわけじゃない。
やりたいけどやれないんだよ。
だってほら、
こんなに『やれない理由』が
あるじゃないか。
キミは怠けているわけでもないし、
やる気がないわけでもない。
キミは毎日本当によくやってるよ。
やりたい気持ちはよく分かるが、
『やれない』んだから仕方ないじゃないか。
やりたいのに、実に残念だね。」
▼それで本人は、
「そっか、やりたいけど、やれないんだよね。
だから仕方ないよね。」
そう納得してしまうわけです。
解決策!
▼大事なファーストステップは、
このカラクリに気付くことです。
つまり、
「潜在意識が、
やれる理由じゃなくて
やれない理由を集めてきてるから、
やれないと思っているだけなんだ。
でも実際は、
やれる理由はあるんだ!」
というカラクリです。
▼次は、
自分がどんな
「やれない理由」にハマっているか、
ということに気付くことです。
普段は潜在意識が集めてきた
「やれない理由」にしか
目が行っていないので、
本を読んだり、
コーチングを受けたり、
信頼できる人と話したり、
そういう行動が必要です。
▼そしてその上で、
・本当はどうしたいの?
・そのために「やれる理由」は何?
といったことを考えてみてください。
ここでも人や本の手を借りると効果的です。
▼このカラクリにハマってしまうのは、
もちろん僕も例外ではありません。
一回抜けても、
また別のケースでハマります。
気づけば、
「やらないんじゃなくて、やれない」
と大真面目に思っています。
▼このパターンをわかっているので、
月一回のコーチングであったり、
本を通じた著者との対話を通じて
その思い込みに気付き、
それを断ち切って前に進んでいく。
その繰り返しです。
▼もちろん僕が提供するコーチングでも、
そういったことは常々意識しています。
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