意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

出来るか・出来ないかで判断していませんか?〜「成功者3000人の言葉」(上阪徹さん著)〜




■ 2つの反応。

 「今は出来ていないこと(何らかの分野、習慣、考え方等)」

に直面したり、本や人から見聞きした人は、大別して2つに分かれます。

 

 ① 「出来ないよ」と結論づけてしまう人。

 ② 「今は出来ないけど、やってみよう」と考える人。

 

■ どう違う?

 「出来ないよ」と結論づけてしまう癖が付いていると、日常は、「既に出来ること」「ほぼ間違いなく出来ること」中心になります。

 

 自分の枠から飛び出さない方が、失敗は少ないし、先が見通せます。

 出来ない自分に失望することもないし、出来ないことに苦しむ必要もありません。

 

 だけど、「それでいいのか?」ということを、一度考えて欲しいんです。

 考えた結果、どういう結論になっても、今のその人にとって、それは100%正解です。

 

 100か0で考える必要はないんです。 

 「今は出来ないけど、やってみよう」と考える人が、何でもかんでもチャレンジするかというと、そんなことはありません。

 人によって、10個中9個チャレンジする人もいれば、10個中6個チャレンジする人も居る。

 ただ、少なくとも、「できるか・できないか」だけで判断して欲しくないと思っています。

 

 「出来ない。

 だけど、出来るようになりたいなら、やってみるしかないよね。

 じゃあ、やってみよう。」

 とてもシンプルなことです。

 

 やらない理由ばかり並べて、「やってみる」ことを避けるオトナを見て、どう思いますか?

 いくつになっても「やってみよう」と思える人を見て、どう思いますか?

  

 失敗しない人は優秀?

 失敗する人は無能?

 失敗しなかったのは、チャレンジしていないからではないですか?

 

 「やらない」というドアを開けるということは、「出来るようになる」というドアを閉めるということです。

 

 上阪徹さんの「成功者3000人の言葉」に出てきた言葉を思い出します。

 この本には、これまで上阪さんからインタビューした方の言葉や、そこから得た上阪さんの考え等が掲載されています。 

  この中で紹介されている言葉が、

 「できるかできないか、ではなく、やるかやらないか」

 

 インタビューをされた方の言葉が、こう引用されています。

できるかできないかで判断したら、できることしかやらなくなってしまう。

  そして印象に残ったのは、

「今できるかどうか」という発想ではなく、「これを機会に、できないことができるようになるかもしれない」という発想」 

 という言葉。