「習慣化」の力で目標達成!〜③行動ルール設定の留意点〜
■行動ルール設定の留意点
前回、「何を」習慣化させるかについて書きました。
「習慣化」の力で目標達成!~②「何を」習慣化するのか?~ - 意識的に生きる。
今回は、前回ご紹介した手順で見つけた習慣化対象(行動ルール)をブラッシュアップするポイントをご紹介します(前回の手順の⑤の部分)。
①有効な行動ルールにする
中短期的目標を達成するために有効度の高いものを選択します。
例えば、「1ヶ月で○キロ落とす」という中短期目標を設定したとします。
しかし、ダイエットには色々方法があります。
食事制限にするのか、運動にするのか、有効度の高いものに定める必要があります。
②シンプルな行動ルールにする
基本的に毎日取り組むことですから、判断や解釈する必要のない、「やったか・やってないかが一目瞭然なシンプルな行動」にします。
ダイエットで言うと、「食事量を少なめにする」だと、「少なめ」というのが抽象的で、一目瞭然とはいえません。
「ご飯は一杯」とか、「おやつは食べない」とかだと一目瞭然です。
③ワクワクする表現にする
行動ルールを設定すると、場合によってはただの作業になりかねません。
ですから、目的を入れたりして、取り組むことがワクワクするような文章にします。
例えば、「好きな服を着て街に出かけたいから、○キロダイエット」みたいに。
目標達成したら何をしたいか、
目標達成したらどういう未来が待っているか、
ということを描くと楽しいです。
④最初は1つに絞る
最初からいくつも習慣化させると、なかなか続きません。
そこで、最初は1つに絞って、それを「ファーストチャレンジ」にします。
⑤最初はベビーステップにする(簡単にクリアできるものにする)
ハードルの高いものにしてしまうと、挫折して、「やっぱりダメだ」となりかねません。
そこで、まずは小さな成功体験を得る。
そのために、ファーストチャレンジは、簡単にクリアできるものにします。
⑥結果ではなく行動に着目する。
「結果」を習慣化にするのはお勧めしません。
結果は、色んな要素が絡むものだからです。
たまたま良い結果が出ることもあれば、どうしても結果が出ないこともあります。
例えば「模試で90点取る」という結果を習慣化するのではなく、「1日○時間勉強する」という行動に着目した行動ルールにします。
■僕の失敗例
僕は、「本を出すために有効なことを毎日1つ必ずやる」ということを習慣化対象にしたことがあります。
だけど、毎日何をやるか、分かったようで、分かりません。
毎日毎日、「今日は何をやれば良いだろうか?」と判断していました。
「今日やったコレは、達成と言って良いだろうか?」と思っていました。
更には、「今日は特に何もやれなかったけど、ブログを書いたから達成したっていうことにしておこう」なんて思ってました。
これだと、意味がありません。
とにかく、シンプルに。
やったか・やっていないか、一目瞭然な行動ルールを設定しましょう。
上記の僕の失敗例で言えば、「1日1ページ、原稿を書く」とかにすれば、一目瞭然な行動ルールになります。
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