意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

「習慣化」の力で目標達成!~②「何を」習慣化するのか?~




■絶対に外せないこと。

 前回は、目標達成のために習慣化の力を使うということを書きました。

「習慣化」の力で目標達成!~①習慣化の威力~ - 意識的に生きる。

 次に気になるのは「どうやって」習慣化させるかですが、その前に絶対外せないのが、「何を」習慣化させるかです。

 

■「何を」習慣化させるか?

 習慣化の面白いのは、「良い事」でも「良くない事」でも可能というところです。

 止めた方が良いとわかっているのに、「やるのが当たり前状態」になっている、いわゆる「悪習慣」って、ありませんか?僕はあります・・・。

 例えば、電車に乗ると反射的に携帯を取り出してなんとなく触り続けてしまうとか、夜にダラダラネットサーフィンをしてしまうとか。 

 

 つまり、「良い事」でも「良くない事」でも、習慣化の力によって、「やるのが当たり前状態」に持って行けてしまうわけです。

 

 ですから、間違って「良くない事」を習慣化してはいけません。

 「たいして意味のない事」を習慣化してもいけません。

 有限な時間と労力を使うわけですから、「ぜひ習慣化すべき事」を習慣化対象にすべきだと考えます。

 

■「ぜひ習慣化すべき事」の探し方は?

 「ぜひ習慣化すべき事」とは、大きな目標や夢を達成するために効果的なことだと定義します。

 

 流れをまとめると、こうなります。

① 長期目標の設定

 まずは大きな目標を立てます(ある程度漠然としてても良いと思います)。

② 不足点の洗い出し

 今の自分と、目標達成できた時の自分を比べて、何が足りないかを見極めます(換言すると、これから何を身につけていけば目標に到達できるか)。

③ 中長期的目標の設定

 足りないものを手に入れるため、いつまでにどういうことに取り組むか、いつまでにどういうことを身につけるべきか、細分化していきます 

④ 更なる細分化 

 細分化を続け、「今日、明日これをやるべき」というところまで細かくしす。

⑤ 行動ルールの設定

 こうやって細分化されていったものが、「ぜひ習慣化すべき事」になります。

 これを、「行動ルール」として設定します。

 

■例えば・・・ 

① 長期目標の設定

 仕事で信頼されたい(具体的に付きたいポジションがあればそれを挙げる)

② 不足点の洗い出し

 仕事のスピードが遅い(もっと具体的に、例えば、締切当日になってなんとか間に合うということが多い、とか)

 スケジュール管理が苦手(予定を詰め込み過ぎる、気の重いことを後回しにしてしまう、その日に終わらせようと思ったことが終わらない等)

③ 中長期的目標の設定

 自分なりのスピード術、スケジュール管理術を確立する。

④ 更なる細分化 

 それ系の本を10冊読む。

⑤ 行動ルールの設定

 毎日20ページ読む

 →次回の行動ルール設定の留意点にも書きますが、ここを、「できるだけ本を読む」とか「一週間に一冊」だと、毎日何をやるかが具体的ではありません。

 また、「夜1時間読む」だと、残業で遅くなったり飲みに行ったりした日が苦しいのが明らかなので、「1日30分」にして、通勤時間やランチ休憩中に読むというのも有りです。

 

 この作業で、「今日、明日やるべきこと」が分かっても、日々の忙しさに負けて、結局やれない、ということが結構あります。

 

 その、「今日、明日やるべきこと」を、意志や根性でやり切るのではなく、習慣化の力でやり切る。

 これが、習慣化を使った目標達成です。

 「どうやって習慣化するか?」は後日改めて書きます。

 

■適宜修正する。

 先ほどの作業で、中長短期の目標を設定しました。 

 しかし、僕もそうですが、目標達成までの道筋なんて、そんな簡単に描けません。

 進めば進んだ分だけ、色んな課題にぶち当たるというのが僕の考えです。

 ですから、「現時点で最高の目標設定」をしつつも、修正の余地を残しておきます。

 「色々取り組む過程で修正していって良いんだ」と心に留めておきます。

 

 今日はここまで。

 次回は、行動ルール設定の留意点について書く予定です。

 

今日もお読みいただきありがとうございました!

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