直接見たこと、直接聞いたことを信じる~悪口や噂話を軽々しく信用しない~
▼僕は、人の評価に関しては、
直接見たこと、
直接聞いたことを基に判断する。
▼人は、
噂話や悪口が好きだ。
「あの人は◯◯だから気を付けた方が良いよ」
「あの人はこういうところがあるよ」
そうやって、
予断や偏見を植え付けてくる人がいる。
否、それは予断でも偏見でもなく、
真実かもしれない。
▼だけど、
そういった話は、
参考として頭の片隅に入れておくことはあっても、
それだけで判断はしない。
▼むしろ、
悪口を言われたり、
噂話をされる対象となっている
その人は、
「周りから嫉妬されるほど
魅力的な人なのかもしれない」
とすら思う。
そして、
噂話や悪口を耳に入れてくる人のことを、
軽蔑する。
▼人それぞれ、
自分のフィルターを通して人を見ている。
人それぞれ、
見えている景色も違う。
人は、
自分に都合の悪いことは積極的には話さない。
「あの人を悪く言いたい」
という結論ありきで、
情報を取捨選択して人に話す。
だから僕は、
人からあれこれ言われたことを軽々に信用しない。
▼あるグループで、
誰かがした噂話が、
いつの間にか真実かのように広がることがある。
▼そして、
思考停止に陥ったかのように、
口々に、「あの人は◯◯だ」と言い始める。
最初は「◯◯かもしれない」「◯◯らしい」
だったのが、
いつの間にか
「◯◯だ」になっているから面白い。
▼だけど、
そんな中にあって、
直接見たこと、
直接聞いたことを基に、
自分の目と耳と頭で評価ができる人は、
素敵だと思う。
▼99人が、
「あの人は嫌な人だ」というのに、
「僕は(私は)あの人のことが好きだけどね」
と言える人は、素敵だと思う。
▼内田篤人選手の著書に、
「僕は自分が見たことしか信じない」
という本がある。
とても好きなタイトルで、
折にふれて思い出すフレーズ。