覇気のないオトナにはならない。
「最近の若者は覇気が無い」なんて言われますが,私は,覇気のないオトナの方が悲惨だと思います。
覇気のないオトナを見て私が感じたのは,「諦めてしまっている」ということです。
抽象的に言えば,仕事もプライベートも全部ひっくるめて,人生を楽しむことを諦めてしまっているように思えるのです。
人生を楽しむ手段は千差万別です。
ただ,努力をしなければ人生を楽しむことは難しい,と考えています。
頑張って勉強しましょう,ということではありません。
ここで言う「努力」は,どうすれば人生を楽しめるかを意識して過ごし,行動に移すことです。
しかし,覇気のないオトナは,この点が欠けているように感じます。
この点が欠けた結果,覇気のないオトナになったとも言えます。
努力をしていない人に与えられる選択肢は,努力をしている人の選択肢よりも少なくなります。
選択肢が少ない分,色々なことを諦めることになります。
その諦めが雪だるま式に大きくなった結果,人生を楽しむ方法はかなり限定的になっています。将来の選択肢も限定的です。
こうなると,気付いた時には覇気のないオトナが完成です。
諦めていない人というのは,覇気がみなぎっています。
周りから見れば無茶だと思える夢でも,本人が諦めていない限り,希望を持っている限り,生き生きと生きることができます。
大きなチャレンジをすればいいというわけではありません。
しかし,今すぐにでも変えられることはあるはずです。
意識して,色んなことを変えていけば,自ずと充実感が生まれ,選択肢も増えていくはずです。
覇気の有無は年齢はあまり関係ありません。
努力をしなければ,20代でも覇気は無くなります。
反対に,60,70歳になっても覇気がみなぎっている人はたくさんいます。
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