1 これまでの自分
私は,社会人になってから,ずっと同じ会社に勤務しています。
色々あって,最初の3年間位は,物凄く悩みました。
仕事に行くのは嫌だし,折角の日曜日も,「明日は仕事か…」と思って憂鬱になっていました。
新しい仕事が来ることも嫌でしたし,常に恐怖心,心配,不安と闘っていました。
同業他社への移籍や業種自体変えようかという悩みもありあした。
しかし,「そもそも何をやりたいのか分からない」という状態だったので,単に「今の会社が嫌だから」,「今の仕事が嫌だから」という理由で移籍・転職しても,結局また似たような問題に直面するのだろうと思い,踏みとどまりました。
そこで,移籍・転職する代わりに,メンタル面でも,仕事の効率の面でも,日々直面する課題に立ち向かうため,本をたくさん読みました。
そうすることで解決できたことも,「慣れ」で解決できたこともありますが,今では,以前ほどのストレスはなくなりました。
2 新たな問題
ここで,新たな問題に直面しました。
それは,以前ほどのストレスはなくなったことは,「今の仕事を続けることができる」という次元の話であって,「今の仕事を続けたい」という次元の話とは全く別物だということ。
今の仕事を続けたいかといわれると,即答できません。
イエスともノーとも,即答できない。
今の仕事には良い面も悪い面もあります。
「仕事とはそういうものだ」
そう割り切って,続けることは可能だと思います。
ただ,世の中には,仕事を楽しんでいる人が,確実に居ます。
「それは一部の特別な人だけ」
そう考えてしまうと,その時点で思考停止。
それよりも,どうすれば仕事を楽しめるのか,を考えたいと思いました。
3 楽しめる仕事はどこにあるか
ある特定の,誰もが楽しめる仕事があるわけではないと思います。
また,どの仕事でも,嫌な部分や面倒な部分はあると思います。
それでも,嫌な部分や面倒な部分が気にならない程楽しい仕事があるのだと思います。
もしかしたら,心の持ちよう,取り組み方次第で,今の仕事が楽しめる仕事になるかもしれません。
だけど,漠然とですが,今の仕事ではない,楽しめる仕事がある気がするのです。
この漠然とした気持ちをほおっておくわけにはいきません。
かといって,今の仕事に手を抜いたり,すぐに退社するような無謀なことはしません。
そんな簡単に見つかるとは思っていないので,数年かけるつもりで見つけたいと思います。
本田直之さんの本に書かれているように,会社で力をつけつつ,それ以外のキャリアを築くという方法は,大変参考になりました。
どうしても,退社して起業,退社して転職という100か0かで考えてしまいがちでしたが,本田さんの言うような方法であれば,0にすることなく一歩踏み出せるという気持ちの余裕が出来ました。
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