気になってしまう自分～ネガティブな部分をポジティブに転換する～

　僕は、人よりも敏感というか、色んなことが気になってしまう人間だと思う。

　気が利くとか、着眼点が良いという意味ではありません。

　同じ出来事に遭遇しても、他の人は全く心乱されることなく、何も気にしていないようなことでも、僕は気になったり、色々考えてしまいます。

　一時は、そういうのを全く気にしない人になりたいなぁと思っていました。

　ただ、”気になる”というのを、緩和することはできても、解消することはできないんじゃないかと思いました。

　また、気になってしまうというのが悪いことばかりかというと、そうではありません。

　周りが何とも思わないようなところを観察して、そこから教訓を得ることも少なくありません。

　それによって、意識を張り巡らせることができます。

　また、気にならない人は、気になる人の気持ちはわかりません（逆も然り）。

　だから、気になる人の気持ちがよく分かります。

　真反対の人間になることはかなり難しいし、それに挑戦する価値があるかというのは慎重に見極めなければなりません。

　真反対の能力を獲得するよりも、今あるネガティブな部分をポジティブに裏返して伸ばす方が、きっと見込みがあります。

　小宮一慶さんの仰る、”なれる最高の自分になる”です。

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