この記事は、2014年4月3日、同志社大学において、「僕が大学生に戻れたら、必ずやる10のこと」と題して、約50名の学生に対して僕が行った講演を再現したものです。
大学生向けの講演だということはあまり考えず、「本当にやりたいことを見つけ、ワクワクした毎日を送る。その土台作りをしよう。」という方に是非お伝えしたいことです。
※講演のため、表現が浅い部分もありますが、あえてそのままにしてあります。
(つづき)
―最後。
意識的に生きる。
これが、今日一番大事なこと。
―全てはこれに集約される。
今日話した10個のことっていうのは、「ワクワクする人生を送るための土台作りにつながる」と言いましたが、「土台を作る」ということも、全部、「意識的に生きる」ということです。
「意識的」の反対は「無意識」ではないですよ。
気を失いながら生きるなってことじゃなくて、起きてんだけど、何も考えてない。考えが浅い。考えてる時間が短い。そういう人がたくさんいる。
皆さんには、とにかく、今日何をやって、今日何をやらないか。それこそ、どこでお昼ごはんを食べて、誰とお昼ごはんを食べて、今日何時に帰って、帰って何をやるか、全部意識的に生きて欲しい。
どういう気持で生きるかも、全部意識する。
理想は、一挙手一投足に、意識を持たせる。
何をする、何をしない、全ての行動、一挙手一投足に、意識を持たせる。
これが、理想です。
「なんで今あなたそれをしたんですか?」
と聞かれたときに、全部説明ができるように。
「これは僕にとって大切だからしたんです」という風に。
「どうしてあなた仕事いくんですか?」と聞かれて、
「いや、生活のため」という答え。
これも意識的に生きてはいますけど、物足りない。
「この仕事をやることが、僕の将来の夢の礎になるから、仕事に行くんです」これが、僕の求める、意識的な仕事の仕方。
―小宮一慶さんの本
小宮一慶さんという、テレビにも出ている経営コンサルタントで、本もたくさん出している方がいます。その方の言葉で、
「散歩の途中で富士山に登った人は居ない」
という言葉があります。
当たり前だろって思うと思うんですけど、散歩してて、「あぁ、たまたま富士山に登っちゃったよ」って人はいないんですよ。
富士山に登った人は、必ず富士山に登ろうと思って登ってるんですよ。
だけど、僕が今から、この教室を出るときの一歩一歩。
この教室を出て会社に戻る場合と、この教室を出て富士山に登る場合、「歩み」という意味では、全く同じ。
同じ「歩く」という行為でも、富士山の頂上に向かってるのか、別のところに向かってるのかという違い。
それは、目標に向かって歩いているか、目標を定めずに歩いているかということ。
皆さんは今日から、富士山に登るつもりで生きて欲しい。
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