若い時,立場が下の時こそ意識したい,「役得」
■ 「役得」という言葉
尊敬する先輩が,「役得」という言葉を使っておられました。
馴染みのなかった言葉だったのですが,意味は,
その役目についていることによって得られる特別の利得や特権(goo辞書より)。
■ 若い時こそ役得を意識
若い時こそ,立場が下の時こそ,この「役得」を意識してチャレンジしたい。
自分より若い世代にも,そうして欲しいと思います。
■ なぜ役得を勧めるか?
若い時,立場が下の時というのは,できること,与えられるものが限られています。
それにもかかわらず,立場を飛び越えて多くのことを学べるのが、役得です。
そこで学びによって、成長できるからです。
■ 多くの人が,引き受けたくない。
組織やグループの中で,「誰かがやらないといけないこと」,「若手がやること」みたいなもの,ありますよね。
多くの人は,引き受けたくない。
面倒だし,責任も生じるし。
特に,今までやったことのないことは,抵抗があります。
■ どんな「得」があるか?
目上の人と行動を共にできる,人脈を作れる(顔を覚えてもらう)など,役を引き受けなかった人は得られない得を得られます。
自分の立場ならゆっくり話ができないような人と,役があるからこそご一緒できたり,感謝をされたりもします。
目上の人と行動を共に出来れば,顔を覚えてもらえるだけでも得です。
更には、目上の人と行動を共にして,観察して,学べぶこともできます。
一見,短期的には得が少なくても,その積み重ねが信頼となって,大きな役を任されることもあります。
■ ゴーを出すのは自分。
特に社会にでると,皆忙しい。
現状に加え,責任が生じること,時間と労力を費やすことを背負いたくない。
だけど,裏を返すと,責任を覚悟し,時間と労力さえ掛ければ出来ることはあります。
自分さえゴーを出せれば,引き受けられることはたくさんあります。
幹事でも、司会でも、書記でも、カバン持ちでも、見渡せば色々あります。
責任について言えば,周りだって,「この人ならやれる」と思うから任せるわけです。
新入社員に,社長と同じような難しい判断を任せることはありません。
自分的には「こんなこと、できるかな・・・」と不安になるようなことでも、客観的に見ると「十分果たせる」ことが多いと思います。
■ あくまでも,「自分の成長のために」
なんでもかんでも引き受けましょうということではありません。
引き受けすぎて中途半端になるのは本末転倒ですから。
やりたくないことでもやりましょうというのも少し違います。
「やるにしても、やらないにしても、役得を意識して判断したい」ということです。
会社への奉仕精神を持ちましょうということでもありません。
あくまでも自分の成長のためです。
自分の成長のために役を引き受けて,しっかり仕事をこなせば,誰も損しません。
全く「利己的」ではありません。
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