人生にロスタイムは無い。
後になって，言いやすい人に向かって，「俺はあれはおかしいと思う」と熱弁を振るう人がいます。
それまで黙っていたのに，結果を見てから，「そうなると思った」と言う人がいます。
まるで，ロスタイムになって攻撃を始める試合のようです。
しかし，人生にロスタイムはありません。
人生の最期の時期を迎えたとき，「俺はあれをやりたかった」，「俺はああしたかった」と言っても遅いのです。
ロスタイムは無いものとして試合をしている人と，ロスタイムありきで試合をしている人とでは，規定時間内の勢いが違います。
ロスタイムになってエネルギーを発散するから，規定時間中にエネルギーを出しきれないのです。
しかも，スポーツでは試合時間や攻撃回数等のルールが明示されていますが，人生はいつ終わるか分かりません。いつまで今のように頭や体が動くかもわかりません。
だからこそ，最初から全力を出して，早すぎることはないのだと思います。
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