意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

「譲るを原則にする」と決意する。




1 譲ることを原則にする。

 「自分が」,「我先に」というように,先を越そうと行動すると腹の立つことがたくさん起きます。

 だから,「譲る」ことを原則にしてはどうでしょうか。

 

 電車で席に同時に座りそうになった。

 「どうぞ」と譲る。

 (そもそも席取り合戦にも参加しません)

 

 お店でレジに同時に並びそうになった。

 十字路で横から車がきた。

 エレベーターで降りる人が複数いた。

 「どうぞ」と譲る。

 

 相手がちゃんとルールを守れない人であっても,原則譲る。

 街中で一瞬関わったルールを守らない人に対抗しても意味が無い。

 

2 なぜ譲るのか。

 それは,イライラしないため,心が狭くならないため,です。

 

 上記の場面で,席を取ったところで,先に並んだところで,時間的にはたいして得をしません。

 他方,先を越されると,腹が立ってしまいます。

 人のせいで,うまくいかなかったと感じるからです。

 

 だから,そもそも先を越そうとしない。

 そうすれば,腹は立ちません。

 

 相手が悪ければ,衝突も起きかねません。

 そうすると,また腹が立ちます。

 

3 どうすれば譲れるか。

 譲るのは,余裕がないとできません。

 だから余裕を持つように心がける。

 譲ると,気持ちが良い。良いことをした,という満足につながる。

 

 そして何より,譲るを原則にする,ということを「決意する」こと。

 何も考えなければ,我先にとなってしまい,うまくいかないと腹が立つ。

 

 そこから脱するには,意識です。

 意識して,上記のとおり決意する。

 

4 注意点

 注意することがあります。

 それは,決して,譲った相手に見返りを求めないということ。

 「せっかく譲ったのに,相手は会釈もしない!!やってられない!!」なんて思わない。

 譲るのは,究極的には自分のためです。自分がイライラせず,余裕を持って暮らすためです。 

 だから,譲った時点で目的は達している。

 相手が偶々感謝を示してくれるのは,オマケです。

 

 スマートに譲れる人の方が,人として魅力がありますよね。

 我先にと必死な人を見て,「ああなりたいな」とは思わないでしょう。

 

 そういえば以前カフェに入って,店員さんに,「席空いてますか」と尋ねただけなのに,おそらく先に待っていたであろう方が走ってきて,「私が先に並んでるんです!」と大声で怒鳴ってきたことがありました。

 ここでも,「席空いているか聞いただけじゃないか!」と対抗しても意味がありません。

 「あぁ,それは失礼しました」と言って,店を後にすれば良いだけの話です。

 

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ゆるい生き方 ?ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣〜

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