改めて、”本を読む”ということについて。
今日は、読書について書きたいと思います。
■ 僕にとっての”本”とは。
僕にとっての本は、”壁を突破する武器”です。
日々、「壁」、つまり問題や課題にぶつかります。
「部屋が片付かない」
「なんか毎日イライラする」
「自分の進むべき道」
「会話上手になりたい」とか、色々あります。
その時に、一人でウンウンと唸って考えても、考えられる範囲は限られています。
そこで、本を読みます。
僕の悩みが、人類史上初の悩みだなんてことはまずありません。
長い歴史で、どこかの誰かが必ず似たようなことで悩んでいて、その解決のヒントを本に書いてくれているはずです。
だから、その英知をお借りして、解決策を考えていきます。
一発でうまくいくということはなかなかなく、トライ&エラーの繰り返しです。
本を読む→自分なりに考えや仮説を立てて、実践する→また本に戻る→また実践する。
この好循環を生むことが、本を読む意味です。
机上の話だけで終わることはありません。
実践ありきの、読書です。
■ 「じゃあ、本を読まないと、問題や課題を解決できないのか?」
そんなことは、決してありません。
本以外でも、人からアドバイスをもらうとか、自分で考えるだけで答えを出すというのもあります。
結局、問題や課題を解決出来れば、手段は何でも良いわけです。
そして、問題の種類や状況に応じて、最善の選択肢を選べば良いと思います。
まず本を読んだ方が良い場合、まず人に聞いた方が良い場合、様々です。
だから、「読書が良いか、人に聞くのが良いか」という二者択一の議論はあまり意味がありません。
僕自身も、本だけではなく、人に聴くことも、自分だけで考えることもあります。
本だけでは完結しないことも、たくさんあります。
本は全然読まないけど凄い人も居ます。
結局、
”問題や課題を解決する有効な方法は複数あって、その選択肢の一つとして、読書を入れることは極めて有効”
と考えているわけです。
■ 人に聞くこと
人に聞くというのは、本では得られないことを得られる絶好の機会ですが、限度があると思います。
教えを請いたいような相手に、いつでも、なんでも、何時間でも聞くというのは、まず無理です。
だからこそ、複数の選択肢を使い分ける必要があると思うわけです。
■
本を読むと、いかに自分の考えが狭くて、いかに自分の世界が狭くて、いかに未熟であるかを痛感させられます。
僕は、”広い世界から見た時の、自分”を俯瞰して見られなくなったら、成長できないような気がします。
だけど、毎日同じような日々を送っていると、その視点が持ちにくい。
だから、具体的な問題や課題に取り組む場合はもちろん、自分自身を成長させるという大きな課題に取り組む意味でも、本を読みます。
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