「売り込み」が苦手な僕が、コーチングをオススメする時の正直な気持ち。
▼ブログやSNSで、コーチングやセミナーの告知をしています。時には直接お誘いすることもあります。
だけど僕自身、直接的・間接的に売り込みやオススメをされた時、
「なんか嫌だな~」「う~ん」
と感じることもあります。
▼ですから、いざ自分がオススメする時は、「相手に嫌がられたらどうしよ・・・」と考えてしまいます。
そんな僕が、自分自身と対話してみて、正直な気持ちに気付きました。
それに気付いたことで、今後は自信を持ってオススメしようと思えました。
▼何かオススメしようと思った時、こういう声が聞こえてきます。
「相手が全然興味無かったら、迷惑がられるよ」
「そんなにアピールしたら、必死やなと思われるよ」
「直接オススメしたら、相手も断りにくいし、嫌がられるよ」
▼その声の主は、人から嫌われることが大嫌いな、小悪魔のような真っ黒な格好をしているミニサイズの自分。
彼の名を「小悪魔くん」とご紹介しておきましょう。
▼小悪魔くんとどう付き合って行くか考えるべく、自分自身と対話してみました。
●コーチングのこと、本当の本当に良いと思ってる?
→Yes!
●コーチングをオススメする時、相手のことを想ってる?
→Yes!Yes!
●でも、自分のことも考えてるよね?
→・・・Yes
■コーチングのこと、本当の本当に良いと思ってる?→Yes!
▼僕が、売り込みやオススメをされて「なんか嫌だな~」と思う時の典型は、
『オススメしている人自身が、本当にその商品やサービスを良いと思ってる?』
と疑問に思う時です。
「本当に良いと思っている商品やサービスしかオススメすべきではないっ!」と鼻息荒くするつもりは一切ありません。
純粋に、「僕はそう感じる」というだけです。
▼僕は、コーチングのことを本当に良いと思っています。
これは、僕自身がクライアントとしてコーチングを受けて体感済みですし、僕がコーチとして関わった方が良い変化を遂げるのを目の当たりにしているからです。
▼僕は、
「コーチングは別に好きじゃないけど、たまたまコーチになった。だから、生活のためにコーチングをオススメしている」
わけではありません。
「コーチングに惹かれたからコーチになった。コーチングのことを本当の本当に良いと思っている。だから、コーチングをオススメしている」
のです。
自分が大好きな服屋さんに就職して、そのお店の服を売るのと同じです。
このニュアンスが伝わると嬉しいです。
■コーチングをオススメする時、相手のことを想ってる?→Yes!Yes!
▼僕が、売り込みやオススメをされて「なんか嫌だな~」と思うもう一つの典型は、
『それ、僕のこと想ってくれてますか?』
と疑問に思う時です。
▼一方的に売り込まれる時はだいたいこれです。
僕が何を必要としているか、僕がどういう基準で物事を決めているかも知ろうとせずに安さでガンガン押してきたり、「あなたこれ必要でしょ?いや、気付いてないだけで必要ですよ!これやらないと損ですよ」と押し付けてくる感じです。
▼ざっくり言うと、
●相手のことを想っている=”あなただから”オススメする
●相手のことを想っていない=”誰でも良いから”オススメする
ということです。
▼僕がコーチングをオススメする時は、相手のことを想っています(想うようにしています)。
「自分が良いと思っているから、皆も良いと思うだろう」というのは、相手を思っているようで、思っていません。
「皆」と思った瞬間、「誰でも良い」になります。
ですから、「その相手にとって今必要か?」と慎重に考えます。
▼特に直接「受けてみませんか?」とお誘いする時は、
「なぜあなたに声を掛けたのか」
ということをきちんと自分の中で整理して、できるだけ言葉に出してお伝えします。
ブログでも告知をしていますが、
「どういう場合にコーチングが効果的か」
という文脈に気を使ったりして、
「このブログ、この記事を読んでくださっているあなただからオススメしています」
という気持ちで書いています。
■でも、自分のことも考えてるよね? →・・・Yes
▼ここで、「Yes」の声が少し小さくなりました。
そう、ここが胸を張って言いにくいところです。
なぜか?
それは、相手のことを想っているということと、自分のことを考えているということが、矛盾するように思えたからです。
だけど、それは違いました。
▼コーチングのことを本当に良いと思っている。
相手のことも想っている。
だけど、自分のことを考えていないかというと、それは絶対考えています。
▼自分のことを考えていないなら、全部タダでボランティアでやります。
だけど僕は、自分が本当にやりたいことを仕事にしたいんです。
仕事にするからには、対価を得る必要があります。
▼だけど、「お金のためにやってるの?」と言われたら、それはNoです。
お金のためにやるんだったら、コーチングをする必然性はありません。
お金儲けしやすい事業を選びます。
僕は、まず自分が本当にやりたいことがあって(それを体現する一つがコーチング)、それを仕事にしたいんです。
▼実は、「自分のため」というのはお金だけではありません。
コーチングを通して相手に変化が起きると、それに関わることができた僕自身も満たされます。
その意味でも、自分のためなんです。
「相手がどんだけ喜んでも、僕は全然嬉しくないです」という仕事だと、結構辛いと思うんです。
だけど、「相手が喜んでくれればくれるほど、僕も嬉しいです!」という仕事だと、相手を喜ばせることに物凄いパワーが生まれます。自分の喜びにつながるから。
▼こうやって改めて見てみると、
●自分がオススメする商品やサービスのことを、本当に良いと思うこと。
●オススメする時、相手のことを想うこと。
●自分のことも考えること。
この3つは、どれが欠けてもいけないし、どれかが大きくなってもいけないし、絶妙なバランスを保つ必要があると思いました。
反対に、この3つがバランスよく整っていれば、自信を持ってオススメして良いと思いました。
どこかに嘘やごまかしが混じると、微妙な気持ちになる気がします。
例えば相手より自分のためというのが大きい時は、どこか気持ち悪いです。
▼ここまでお読みいいただき、ありがとうございました。
なんだか、とってもスッキリしました。
実はこの内容は、何日にも渡って、書いては消し書いては消しを繰り返しました。
今日はコーチングの告知有りでいきます。
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▼僕がベースにしているコーアクティブ・コーチング。