100冊の本を出す。
僕は、出版を1つの大きな目標にしています。
そのこと自体はここ1年ほど口にしてきました。
どういう本を書きたいかは決まっています。
「意識と努力次第で人生は好転できる」という内容です。
ただ、
「いつ本を出すか」
「どういう作家になるか」
などの具体的なことは描けていませんでした。
実は、「わざと」描かなかったのかもしれません。
「何年後に出版する」と決めてしまうと、それがプレッシャーになるんじゃないか。具体的に決めてしまうと、叶った・叶わなかったということが明確になってしまうので、恐い。
そういう弱気な気持ちがあります。
それで、ある夢を語る会に参加した時、思い切って、具体化しました。
そして、
「死ぬまでに100冊出版する」
「生涯書き続ける作家になる」
と決めました。
まぁ、笑われるのを覚悟で。
10冊だと、目指すには少しハードルが低い(もちろん物凄い高いハードルなのですが)。
1000冊だと、高すぎる。
それで、100冊にしました。
100冊でもとてつもないハードルです。
ただ、「1冊でいいから書きたい。あわよくば、5冊位。」という夢と、「100冊書きたい。」という夢は、取り組み方が全然違うはずです。そもそもの発想を変えないと書けないと思います。
それで、100冊にしました。
1冊目は、2018年です。今の仕事を満10年続けたことになるので、その節目です。
1冊の出版でも難しいことは、素人なりに分かっています。
僕の強みが少ないことも、信頼している方に指摘してもらって嫌という程分かりました。
だけど諦められないのだから、仕方ありません。
やるしかありません。
不思議なもので、具体的な目標を掲げると、「どうすれば実現できるか?」というアンテナが立ちます。
最近尊敬する本田健さんの「作家になれる人、なれない人」を拝読しましたが、この本を読む時も、「本を出すにはどうすればいいのか?」を超えて、「100冊出すにはどうすればいいのか?」という視点で読めました。
普通じゃない人が普通じゃない結果を出しても面白くありません。
普通の人が普通じゃない結果を出すからこそ面白いんです。