セミナー参加者を募る上で大切にしている3つのこと。
自分でセミナーを開催するようになって、当然のことながら、
”多くの方に参加していただきたい”
という課題を考えるようになりました。
僕が今大切にしているのは、次の3点です。
① 出来る限り売り込みはしない。
② 人数にはこだわらない。
③ 義理で来てもらわない。
簡単に言うと、セミナーの存在を売り込みじゃなくて知っていただいた上で、自発的に”行きたいなぁ”と思ってもらえた方にだけ来ていただきたいんです。
■ ①売り込みはしない理由
僕は、売り込まれると、行きたくなくなるからです。
”絶対良いから、行くべきだよ!行かないと損だよ!!”
強く薦められれば薦められる程、なぜか後退りしてしまいます…。
また、売り込まれて断りきれず参加したセミナーや講演というのは、なかなか前向きになりづらい。
一度ネガティブな印象を持たれてしまうと、今後興味を持って頂くのは大変だと思います。
■ ②人数にこだわらない理由
僕は、気の進まないことに時間、労力、お金は遣いたくありません。
他方で、遣わせたくもありません。
だけど、人数にこだわりだすと、人数を集めることに目が奪われて、そのことを忘れがちになりそうです。
だから、人数にはこだわりません。
1人でも、2人でも、わざわざ貴重な時間、労力、お金を掛けて来て下さる。
それだけで、本当に嬉しいです。
確かに、多くの方に足を運んでもらえれば、嬉しいに決まっています。
だけど、参加者が1人だろうと、100人だろうと、1人1人が掛けてくださった時間、労力、お金の価値は、同じです。
綺麗事のようですが、本心からそう思ってます。
だって、自分の時間、労力、お金は大切なんだから、人のそれは大切じゃないなんてこと、あり得ません。
■ ③義理で来てもらわない理由
義理で参加するというのは、”あいつが言うなら仕方ないなぁ”という動機です。
自発的な動機ではありません。
確かに、親しい友人が人集めに困っていたら、参加することもあり得ます。
だけど、義理参加を何度も求められたら、おそらく親しい付き合いを続けるのは難しい。
■ 意見・反論
以上の考え方には、色々な反論・意見が予想されます。
僕が上記のようなコンセプトでやれるのは、収益を目的にしていないからです。
でも、片手間でやっているわけではありません。それは、胸を張って言えます。
今の僕にとっては、お金より大切なものを得ているので、手を抜けるはずがありません。
また、最初は渋々行ったセミナーで運命の出会いをするかも!という可能性も、あります。
ただ、じゃあ渋々でも良いから来てもらおうというのは、主催者が使って良い論理ではありません。
■
既にセミナーで実績を上げておられる方からは、甘い!とお叱りを受けそうですが、今だからこそ大切に出来る、素朴なことを書きました。
初心を忘れぬよう。
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