意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

「おかしい」と憤らずに自分の主張を客観視する。




1 人間関係のトラブルの素

  以前にも書きましたが,人間関係のトラブルの素は,

 「人間誰しも見えている世界が違うのに,相手も自分と同じ世界が見えていると思い込んでいる,あるいは自分に見えている世界が唯一正しい世界だと思い込んでいる。」

ということにあると思います。

 

 つまり,「自分が正しい」ということが根底にあります。

 

2 「おかしい」という反発

 信念を持つこと,自信を持つことは大切ですが,自分の意見・価値観に合わないものは,ことごとく「おかしい」,「なってない」と切り捨てるというのは,息苦しい生き方のように思います。

 

3 客観視

 自分の意見・価値観に合わないものは,山ほどある。

 自分の「おかしい」は,誰かにとっては「普通」であることは少なくありません。

 自分が絶対的に正しいという真理もありません。

 

 「おかしい」と言ったところで,どうにもならないこともあるし,「あなたの方がおかしい」と押し問答になることもあります。

 

 「おかしい,おかしい」と突き進むことは,深く,細く,暗い洞窟に突進していくようなイメージです。

 

 ですから,「おかしい」と思っても,自分の意見・主張を,一旦客観視してみる。

 「この洞窟を進んでいって,どうなる?」と立ち止まってみる。

 

 客観視するには,自分以外の色々な要素,相手の立場等に思いを馳せてみる。 

 

 そうすると,「あながちおかしくもないか」,「これくらいは仕方ないかな」,「こんなこともあるよな」,「ここは自分が折れておこう」,「このまま怒っていたって,何も変わらないな」等と一歩引いた目で見られます。

 

 そして,「おかしい」と反発する以外に,自分の希望を叶えるための方法や心が平穏になる方法は無いかと考えてみる。

 

 洞窟の中で「出口はまだか」と憤るよりも,別の道から目的地へ行ったり,明るいところで平穏に生活している方が良いと思います。

 

 「おかしい」と反発したところで,変えられる範囲は限られています。変わらないことに対し,またフラストレーションが溜まります。

 

 変えられるのは,自分と未来。

 自分の主張を客観視してみて,自分と未来を変える。

 それが,心の平穏を保つ一つの方法ではないかと思います。

 

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