「私(僕)、◯◯なタイプなので」は成長を止めるワード。
▼「私(僕)、話が苦手なタイプなので」
「私(僕)、年上の方と何を話せば良いか分からないタイプなので」
「私(僕)、急かされるとダメなタイプなので」
「私(僕)、褒められて伸びるタイプなので」
「私(僕)、一つのことしかできないタイプなので」
上げればキリがありませんが、
いずれも、直接耳にしたことのあるフレーズです。
▼何気なく口にする
「私(僕)、◯◯なタイプなので」。
これは、成長を止めるワードです。
▼①努力をしなくなる。
自分で「◯◯なタイプなので」と口にした時点で、
自己暗示を掛けて、
自分の限界を設定してしまっています。
人には、
行動や言動の一貫性を保ちたいという性質があります。
ですから、
口にしたタイプと矛盾するような言動を取りづらくなります。
これも自己暗示を強化する原因と言えます。
その結果、
「◯◯なタイプの自分」
から抜け出そうという発想すらなくなります。
抜け出す努力をしないので、
余計に「◯◯なタイプ」になっていきます。
そして、「やっぱり自分は◯◯なタイプ」
という自己暗示を強化していきます。
口に出す
→自己暗示
→努力をしない
→余計に◯◯なタイプになる
→口に出す
→自己暗示
→努力をしない・・・という無限ループです。
▼②成長の機会を自ら放棄してしまう
「私(僕)、◯◯なタイプなので」
という言葉には、
「自分は◯◯なタイプなので、
それを前提によろしくお願いしますね」
という心理が隠れているように思います。
もっと言えば、
先回りで言い訳をして、
許されようとしています。
少なくとも僕はそうでした。
そう言われた相手が、
「いやいや、
自分のタイプを決めつけないで、
やってみましょうよ!」
と言ってくれればまだ良いです。
だけど、僕も含めて多くの大人は、
「あぁ、そういうタイプなのね。
じゃあそれを前提にしますね。」
と心の中で思うはず。
短期的にはそれで良くても、
中長期的には、
成長の機会を自ら放棄していることになります。
▼自分の周りには、
自分のタイプを理解してくれている人が多いでしょう。
確かに居心地は良いのですが、
そこにばかり居ては、
「自分のタイプ」
の殻を破る機会に恵まれません。
「殻なんて破らなくていい。
自分のタイプを分かってくれている人たちと
これからも居られれば十分だ。」
それはそれで一つの正論。
どちらが好きかという話です。
▼もし、
『殻を破ることで成長するコース』
を選ぶ場合、
今のコミュニティは大事にしつつ、
新たな人や場所に恵まれた時、
今までなら
「私(僕)、◯◯なタイプなので」
と言っていた場面で、
3回に1回でも良いので、
言葉を飲み込んでみます。
そうすると、自己暗示が緩みます。
▼反対に、
自分の限界を広げる方向での
「私(僕)、◯◯なタイプなので」
はどんどん使うと良いです。
例えば、
「初対面の人とでも
すぐに打ち解けられるタイプなので」
「人のアドバイスは
一旦受け止めるタイプなので」
▼僕は以前、
「人前で話すのは苦手なタイプなので」
と口に出して、
人前で話す機会を避けていました。
今は、
「昔は苦手でしたけど、
いざ人前に出るとなんとかなるタイプです」
と言うようにしています。
▼まとめです。
(1)自分の限界を決めてしまう
「私(僕)、◯◯なタイプなので」
を口にするのは控えてみましょう。
(2)根拠がなくても、
自分の限界を広げる
「私(僕)、◯◯なタイプなので」
を口に出してみましょう。
(3)(2)を口に出す勇気がなければ、
(1)で自己暗示を緩めた状態で、
小さな成功体験を積みましょう。
小さな成功体験を積むと、
自分の限界を広げる
「私(僕)、◯◯なタイプなので」
を口に出しやすくなります。
(4)限界を広げる
「私(僕)、◯◯なタイプなので」
を口に出し続けると、
色んなことが出来る自分になっていきます。
そんな自分になれれば、
次々と成長の機会を得られ、
どんどん成長していくはずです。
▼僕も、つい限界を決めてしまう言葉を口にしてしまいます。
ただ、その度に「いかんいかん」と調整することで、
徐々に減ってきたことは間違いありません。
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