「我慢はしないけど、辛抱はする」~あなたがしているのは、我慢ですか?辛抱ですか?~
▼昨日ミーティングをご一緒した
CAREER LABO(キャリア・ラボ)代表の
小松仁美先生の言葉。
「我慢はしないけど、辛抱はする」
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photo credit:Lino via pitchpic
▼僕が常々思っていたことにビビッと反応しました。
その真意について尋ねることはしませんでしたが、
僕なりの解釈を書きます。
国語的な意味ではなく、
「自分の生き方をどう言葉で表すか」ということです。
▼我慢も辛抱も、
耐えるということは同じ。
違うのは、「何のために」耐えるのか。
▼我慢は、「何のために」耐えるのか。
それは、
・現状維持するため
・落ちる速度を低めるため
つまり、
・マイナスなことが起きないために。
・マイナスの度合いを下げるために。
▼そしてもう1つ、
我慢していれば、
いずれ良いことがあると信じているので、
耐えます。
少なくとも僕は、
「我慢していれば、いずれ良いことが起こる。
我慢しなければ、いずれ悪いことが起こる。」
そういう情報に幾度と無く接してきました。
勉強すれば良い会社に入れる。
勉強しないと良い会社に入れない。
そんな風に。
▼他方で辛抱は、
「何のために」耐えるか。
それは、
その先にある夢の実現、自己実現、成長のため。
つまり、
良いことを自分で起こすために耐えます。
▼夢を実現、自己実現、
そして成長したかったら、
楽なことばかりではありません。
それを自分の手で掴むために、
耐える。
それが辛抱です。
▼同じ「耐える」という事実が、
「何のために」という意味付け次第で、
我慢にもなり、辛抱にもなります。
▼結局、
いつか良いことが起こるのを期待する人は我慢をするし、
自分で良いことを起こそうとする人は辛抱をする。
その基本スタンスの違いです。
▼「好きな事を仕事にすれば、
耐える必要は一切なくなる」
それは幻想だと思います。
好きな仕事であっても、
面倒なこと、嫌なこと、
しんどいことはあるはずです。
少なくとも、当初はそうだと思います。
▼「好きなことを仕事にしても、
耐える必要はある」
これを知らないと、
「嫌な気持ちが湧いてくるってことは、
本当は好きじゃないのかも・・・」
と疑ってしまったり、
「やりたくないことをやらないために
転職・独立したのに、話が違う!」
と失望してしまいます。
▼僕が思うに、
・好きな事を仕事にしたら、
・好きな事を仕事にしようとしたら、
・今の仕事を好きになれたら、
我慢が辛抱に変わります。
そして同じ「耐える」なのに、
我慢には悲壮感があり、
辛抱には充実感があります。
▼ここで思い出すのは、jMatsuzakiさんのブログのこの一節。
好きなことで食っていくことに貪欲になることを否定する人は大きな勘違いをしています。
それは「苦しいことの先には報酬があり、好きなことの先には代償がある」と無意識のうちに勝手に決めつけていることです。
まさにそのとおりだと膝を打ちました。
好きなことをしながら生活することに否定的な人間が持っている大きな誤解 | jMatsuzaki
▼「苦しいことの先には報酬がある」という考え方だと、
苦しいことを避けるどころか、
無意識に歓迎してしまいます。
「報酬を得るためには苦しまなければならないのだ」
「苦しいことは仕方ないことなのだ」
そう思っています。
それでは、「我慢」の域を脱しません。
ところが、その考え方から抜け出し、
本当にやりたいことをやる人生を選択した瞬間、
「我慢」が「辛抱」に変わるのだと思います。
▼「仕事は辛いものだ。
それを歯を食いしばって耐えることが人生だ。」
そうアドバイスしてくれる大人に出会いました。
そのアドバイスのおかげで、
僕は仕事を楽しむコースにチャレンジしたいと思いました。
▼今日1日、あなたは我慢をしていましたか?
それとも、辛抱をしていましたか?
はたまた、耐えるなんてことは、
一切無かったでしょうか?
では、明日は、どんな1日にしますか?
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