チャンスを掴むための判断力。
■チャンス。
よく言われることですが、チャンスの神様には、前髪しかありません。
自分の前にチャンスのルーレットの針が回ってきたら、すぐに掴まなければなりません。
世の中には、チャンスを求めている人は山ほど居るので、グズグズしている間に別の人にチャンスが回されます。
チャンスは、掴める人はどんどん掴めるし、掴めない人はなかなか掴めないものだと思います。
その差は、掴める習慣を持っているかどうかだと思います。
■掴める習慣と掴めない習慣。
何かやろうという話になった時、
「いつかやれたらいいね」と言う人。
「落ち着いたらやりたいね」と言う人。
「ちょっと考えてみます」と言う人。
僕の経験上、よほど意識しない限り、踏み出せません。
「え?今からですか?」と言う人。
「え?今日の夜ですか?」と言う人。
チャンスは、準備万端な時に来るとは限りません。
「覚えておきます」と言う人。
すぐに携帯で調べるか、メモをしないと、忘れます。
「今度お店で見てみます」と言う人。
すぐにAmazonで買えます。
「また今度話聴かせて下さい」と言う人。
今スケジュールを入れましょう。
何を隠そう、僕自身が、ここに挙げたようなことをいつも言う人でした。
それによって、数多くのチャンスを逃してきたのだと思います。
■保留とは。
返事をしないということは、ただの保留ではありません。
やるつもりが無いとみなされても仕方ないということです。
色々考えて、「あの件、やります」と言った時には、既に別の人にチャンスが回されていることだって、あります。
「やらないなんて言ってないじゃないですか!」と怒っても仕方ないんです。
保留にするというのは、自分がバトンを持ち続けるということ。
本当は別の人にバトンを渡してあげたいのに、持ち続けられると困ります。
■判断基準を鍛える。
何でもかんでもやった方が良いという話ではありません。
やるならやる。やらないならやらない。
その判断を早くすることです。
判断を早くするには、判断を繰り返すことです。
その際、前回より1秒でも早く判断しようと意識することです。
その意識が積み重なって、どんどん判断基準が固まっていきます。
判断基準が固まれば固まるほど、判断が早くなります。
形の良いミカンと形の悪いミカンを仕分ける機械が、「う〜ん、保留!」と判断していたら、いつまで経っても出荷できません。
色がこの条件に当てはまらないものは排除!
形がこの条件に当てはまらないものは排除!
そういう風に、判断基準が固まっていれば、即座に判断できます。
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