「これを機に発想」〜苦手を得意に変える発想法〜
■「これを機に発想法」
苦手なこと、詳しくないこと、やったことないことをやるのは、抵抗があります。
失敗が怖い、恥をかくのが嫌だ、出来ない人だと思われるのが嫌だ、そういう気持ちになります。
だけど、
「苦手なので出来ません」
「やったこと無いので出来ません」
と言っていたら、一生出来るようにはなりません。
だから、幸運にもチャレンジできる機会に出会えたのなら、「これを機に」出来るようになれば良いんです。
この、「これを機に発想法」が出来るようになると、目の前の課題は、一気にチャンスに変わります。
「今までイベント主催なんてやったことないけど、これを機にやってみるチャンスだ」
「今まで人前で話すのは苦手だったけど、これを機にやってみるチャンスだ」
「今までこの分野の仕事はやったことないけど、これを機にやってみるチャンスだ」
■「これを機に発想」が無ければ、チャンスは逃げていく。
義務教育では、得意だろうが苦手だろうが、
「はい、これから算数をやります」
「はい、これから作文を書いてもらいます」
という風に、自動的にチャンスを与えられていました。
それをきっかけに得意になる人も居れば、向いていないと気付く人も居ます。
だけど社会に出れば、自動的にチャンスなんて与えてもらえません。
A「こういう話あるけど、やってみない?」
B「いやぁ〜、やったことないんで・・・」
A「じゃあ別の人に頼むわ」
と言われて、別の人にチャンスが手渡されます。
それを続けると、その内、誰もチャンスを回してくれなくなります。
「これを機に発想」が出来る人は、
A「こういう話あるけど、やってみない?」
B「やります!」
と言って、チャンスを掴みます。
それを続けると、どんどんチャンスが回ってきます。
■昔は誰もが四苦八苦。
「今」得意な人も、「昔」は苦手で、最初は四苦八苦していたかもしれません。
「今」得意な人は、チャレンジした人です。
「これを機に発想」を持てば、チャレンジできます。
■注意したいこと。
こう書くと、「じゃあ、何でもチャレンジしよう!」と思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
何でもチャレンジする時間はありません。
何にチャレンジするかを見極めます。
見極めるポイントは、その分野のスキルや経験を体得したいかどうか。
「これを機に」やってみることで、望むスキルや経験が得られそうなら、やってみる。
ただし、「これをやればこれが身につく」という狭い視野ではなく、広い視野を持った方が良いと思います。
例えば、イベント主催にはあまり興味はないけれど、イベント主催することで色んな人とつながれることには興味がある。それなら、これを機にやってみる動機は十分あります。
もう一つ注意です。
それは、小さく、リスクの少ない範囲で始めること。
例えば仕事で、全然知識がないのに、「詳しくなりたいんでやってみます」というのは無責任であり、クライアントに迷惑をかけることすらあります。
そういう場合は、得意な先輩に付いて回るとか、雑用でも良いのでチームに入れてもらうとか、そういうところから始めると良いかもしれません。
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