意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

知ったかぶりで時間を奪わない〜凄い店員さんの話〜




■詳しくない店員さん。

 デパートや家電量販店で、売り場にいる店員さんに商品のことを尋ねることがあります。

 二言三言交わすと、「あぁ、この方は詳しくないな」と思うことがあります。

 「売り場に居るんだから詳しくて当然だ」とは言いません。

 ただ、詳しくないなら詳しい担当の方を呼んで欲しいんです。

 詳しい担当の方が居ないなら、詳しくないと言ってくれた方がまだ良いんです。

 

 「詳しくありません」と言えず、誤った説明をされたくありませんし、のらりくらりと浅い説明をされるのも時間が勿体無いです。

 家電製品の機能について尋ねた時、「さぁ、どうなんでしょうねぇ」と言いながらパンフレットを1ページ目からめくり始めた店員さんには絶句しました。

 

■ネットで調べられる時代。

 最近では、ネットで下調べをするお客さんも少なくありません。

 僕の仕事でも、「ネットにはこう書いてあった」「ネットで見た話と違う」と仰るお客さんは珍しくありません。

 お客さんにもそれなりの知識があるという前提で、プロとして何が出来るかを考えなければなりません。

 

 ネット上には情報が溢れているのに、それでも店員さんに質問するということは、より自分に合った商品を選んだり、現場の店員さんだからこそ持っている生の情報を得たいという目的があります(もちろん何も調べていない場合もありますが)。

 

■凄い店員さん。

 先日、とあるデパートのシューケア用品売り場に行きました。

 そこで対応してくださった女性店員さんが、驚くほど知識豊富かつ的確でした。

 一番驚いたのは、こちらの細々とした質問や悩みに対しても、全て即答かつ断言してくれたこと。

 僕も含め、つい「まぁ、場合によりますけど」みたいに保険を掛けたくなるような場面でも断言でした。

 

 別の日にその売場を遠巻きに見た時、その女性店員さんが居ました。

 お客さんはおらず、商品パンフレットか何かを見て一生懸命勉強されている様子でした。

 その時実際勉強されていたかどうかは分かりませんが、的確な回答が出来る人には、ちゃんと理由があります。 

 的確な回答が出来ない人にも、ちゃんと理由があります。

 

■教訓。

 ①自分の担当分野に詳しくなる努力をする。

 ②分からないことは、ごまかさない。

 ③「分かりません」では終わらず、代替案を示す。

 

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