読書は楽しい。～成長を実感出来れば，どんどん楽しくなる！～
１ 大切なのは，「読書が楽しい」と実感できるか
前回，読書時間確保の話を書きました。
確保するかどうかは，確保したいかどうか。
確保したいかどうかは，読書が楽しいと実感できるかどうか。
２ 雑誌が楽しい理由
おそらく，雑誌を読むのが好きな方は多いと思います。
雑誌を読むのが楽しいのは，
雑誌で見つけたステキな物を買おうかなとワクワクするから。
雑誌で見つけたステキな場所・お店に行こうかなとワクワクするから。
雑誌で見つけたステキなレシピで料理を作ろうかなとワクワクするから。
そして，買ったり，行ったり，作ったり楽しい思いをした経験があるから。
自分の生活に，何か良い影響を与えられることを知っているから，雑誌を読むのは楽しい。
読むだけで，買えない，行けない，作れない，何の変化も見込めないのだとしたら，おそらく楽しくない。
雑誌を眺めるだけで楽しいという人もいますが，きっとその人も，何か良い影響を与えることを知っていると思います。
３ ビジネス書・自己啓発本も，雑誌と同じ。
ビジネス書や自己啓発本も基本的に同じだと思います。
読書それ自体が楽しいという感じではありません。
まずは，読書で学んだことを実践して，自分の生活に，何か良い影響を与えられることを知る。
小さくても成果が出ると，良い影響を実感できます。
そうすると，成果が出るのが嬉しくて，自分が少しでも成長できるのが嬉しくて，もっと色んなことを吸収したい！と思えるようになります。
そうすれば，読書は楽しくなるはずです。
変われる，変えられるのだと信じる。
自分の人生に，自分の手で，良い影響を与えられるのだと信じる。
自分にできること，変えられることなんてわずかだと思っていると，きっと読書の面白さは限られてきます。
ビジネス書・自己啓発本は読まないとだめだというつもりはありません。
ただ，ビジネス書・自己啓発本は，著者が長い時間をかけて得た極上のエッセンスを味わえるツールです。
私がビジネス書・自己啓発本を読むのは，自分のなりたい人がどういうことを実践し，考えているかを知ることが，なりたい自分になるために有効だと思うからです。
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