意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

読書の質を分けるポイント~「やる」が原則の人でありたい~




 千田琢哉さんの新刊。

 

 

結局、仕事は気くばり~会社では教えてくれない100の基本

結局、仕事は気くばり~会社では教えてくれない100の基本

 

1 この本から得た発想

 この本を読んで浮かんだ発想があります。

 

 それは,本を読んで,「こんなの無理」,「こんなことまでしなくていい」と言って否定してしまうか,「こんな発想があったのか」と肯定して,今日からの行動指針にできるのか。 

 

 これが読書の質,本の自分なりの価値を左右する一つのポイントであり,かつ,読書を続ける人とそうでない人の差なのかな,と思いました。

 

2 本の中身を肯定するか,否定するか。 

(1)否定する人

 この本には,かなり細かい具体例が書かれています。

 それ故,

 「こんな細かいことまで気にしてられないよ」

 「こんな細かいこと見てる人いないよ」

と思う人がいるかもしれません。

 その人は,おそらく,読書をしても行動は変わりません。

 したがって,「本を読んでも何も変わらない」と言って読書をやめてしまいます。

 

(2)肯定する人

 「こんな発想・着眼点があったとは!」,「今からでも実践できる具体例満載!」と肯定できる人は,読書によって行動が変わります。

 

 おそらく,この本に書いてあることを実践しても,誰もがその「気くばり」に気付くわけではないでしょう。

 

 ただ,中には,「おっ!」と思う人がいるのだと思います。

 その,「おっ!」と思ってくれる人は,同じく気くばりが出来る人で,その人から目を付けてもらうことが大事なのだと理解しました。

 

3 「やる」が原則の人でありたい。

 どうして上記のような意識の差がでるのか。

 その一つの理由は,

 「やる」が原則,「やらない」が例外の人か

 「やらない」が原則,「やる」が例外の人か

という違いだと思います。

 

 後者は腰が重く,自分が望む理想の条件がそろわないとやりません。理想の条件は揃いません。色々やらない理由を付けて結局やりません。

 前者は,まずやります。

 「やる」が原則の人は,本に書いてあることを「やるんだ」という前提で読んでいるので,実践できる内容を探し,実践した場合の自分をイメージしながら読みます。

 実践して,うまくいくと,楽しくなって,また読書したくなります。

 

4 余談

 「結局,仕事は気くばり」というタイトルの,「結局」という文言が好きです。

 なぜ好きかはまた改めて。

 

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