身の丈に合わないハッタリ。
人は,自分のことを良く見せたい,そして良く思ってもらいたいと思うものです。
私の考える理想は,
わざわざ自分を大きく見せなくても相手が信頼してくれる程の実力をつける
こと。
しかし,そのような絶対的な実力をつけることは容易なことではありません。
それならば身の丈に合った勝負の仕方をする。
ところが,周りのオトナを見渡すと,覚悟や実力が伴っていないという意味で身の丈に合わないハッタリをかます人がいるようです。
ビジネス書の中では,「出来る人のようにふるまう」という趣旨の記載もありますが,「ハッタリをかましましょう」ということではないでしょう。
ハッタリの弊害は?
- 相手の期待値が,自分の実力以上まで上がってしまう。
- 大したことないことが分かったときに,ハッタリをかました分余計に信頼を失う
- かましてしまったハッタリと自分の実力との差に自分で苦しくなる(嘘をつき通す辛さ)
- 直接の相手だけではなく,同僚等周りの人の信頼も失う
それなのになぜハッタリをかましてしまうのか?
- ハッタリがバレていることに本人が気付いていない(たまたまハッタリがばれなかった,ばれた相手は何も言わずに去っていってしまった等)
- ハッタリがバレたときの後ろめたさや恥ずかしさを忘れてしまう
- ありのままの自分を認められない
- 「これくらい大きなこと言わないと」という自論がある
- 「後々の弊害を避けること」よりも,目先の「良く思われること」が勝ってしまう(バレたことによる弊害の軽視)。
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