ついSNSをチェックしてしまう自分を変えた、効果抜群の超簡単法。
▼「将来のために必要なこと・やるべきことをやろう」
そう意識していても、「ついやってしまうこと」があります。
それは、一回の時間こそ短くても、確実に時間や労力を奪い、場合によっては心を乱します。
▼僕が最近止めようとしている「ついやってしまうこと」は、なんとなくSNSをチェックすること。
そのために僕が採った、効果抜群の超簡単法をご紹介します。
▼隙間時間は本を読みます。
ところが、
・信号待ちの時間
・エレベーター待ちの時間
・エスカレーターに乗っている時間
・レジに並んでる時間
などなど、
「本を出して読むほどではないけど、何もしないのは手持ち無沙汰」
という時に、必ずと言って良いほど携帯を取り出してSNSをチェックしてしまいます。
▼ある日ふと、いつものようにSNSのアプリをタップしようとした時、
「あんまり見たくないな・・・」
という心の声が聞こえました。
あんまり見たくないのに、いつもの癖で、ついアプリをタップしようとしていた自分。
「これはマズイ」と思い、すぐさま携帯をしまいました。
▼どうして「あんまり見たくないな・・・」という心の声が聞こえたのか?
改めて考えると、なんとなくSNSをチェックする習慣には、いくつかのデメリットがありました。
1.思考を巡らす機会を減らしてしまっている。
2.「ちょっとチェック」と思っていたのに、引きこまれてダラダラ見続けてしまうことがある。
3.「常にチェックしておかなければ」という焦燥感に駆られる。
4.投稿されている情報に心を乱されることがある(本当に必要とはいえない製品だったり、あまり目にしたくない情報だったり)。
5.「ここではないどこか」に意識が行ってしまい「今ここ」を大事にできていない。
6.度が過ぎると、隙間時間だけでは物足りなくなり、あらゆる場面ーそれは大切な人との時間である場合もーでSNSをチェックしてしまいかねない。
7.携帯に熱中している姿は、あまり格好良いとは言えない。
▼反対に、情報を入手できるというメリットがあることは間違いありません。
また、SNSを使って自分の仕事でもある「発信」をしているので、仕事の一環でもあります。
そうなると、SNSチェック自体は『必要』と言えます。
▼ただ、そんな頻繁にチェックする程の必要があるかといえば、答えはノーです。
▼それに気付いてから、なんとなくチェックしないように、「SNSをチェックする機会を減らす」ことにしました。
元々SNSをチェックする習慣の無い人からすると、滑稽なチャレンジに思えるかもしれません。
<対策>
▼習慣は、意思一つではどうにもならないことを知っています。
僕が真っ先にしたことは、「アプリをタップするのを面倒臭くする」という対策。
▼習慣化するためには、面倒臭さを排除することが大切。
その逆の発想で、習慣を止めるには、面倒臭くします。
<携帯>
▼今までは、iPhoneの一画面目の、一番タップしやすいところにSNSのアプリがいくつか鎮座していました。
それを、二画面目に移動しました。
更にSNSアプリを一つのフォルダにまとめました。
▼結果、今までなら、
●電源オン→アプリをタップ
という2ステップでアクセスできていたのが、
●電源オン→二画面目にスライド→フォルダをタップ→アプリをタップ
という4ステップに増えました。
かなり面倒臭いので、効果抜群。
▼更に、ポケットに入れておくと携帯を取り出しやすいので、鞄に入れるようにしました。
「それじゃあ電話に気付かないじゃないか」と思うかもしれませんが、僕はほとんど携帯は鳴りません(え?寂しい?)。
メールがきても、数分を争って返信するようなこともほとんどありません。
<PC>
▼PCでもなんとなくSNSをチェックしてしまうので、これも面倒臭くしました。
今までは、ブックマークバーにSNSのブックマークが表示されていましたが、ブックマークバーではなく、通常のブックマークからじゃないと開けないようにしました。
説明わかりづらくてすみません。
要は、クリックまでにいくつか工程を経なければならなくしたわけです。
▼以上の対策によって、SNSをチェックすることは格段に減りました。
▼自分で自分を面倒臭くするなんて、なんだか違和感がありますか?
だけど、少なくとも僕は、意思だけで習慣を取り除いたり、新しい習慣を取り入れることは簡単ではありません。
目覚まし時計だって、寝ちゃってる自分を起こす仕組みでしょう?
TODOリストだって、忘れちゃってる自分に思い出させる仕組みでしょう?
意外と、自分に対して仕組みを作ってることって多いんですね。
続編も書きました。
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