■本から学ぶ、「考え方の基本」
読書を通じて、多くの「考え方の基本」を学びました。
その「考え方の基本」は、日常のあらゆる場面に作用します。
丁度、線路の切り替えポイントを手に入れたようなイメージです。
その切り替えポイントを手に入れたことで、今までなら一本線で進んでいた思考を、違う方向に運ぶことができました。
それによって、行き着く先では、全く別の景色を見ることができました。
■新・陽転思考。
僕が最も感銘を受けた「考え方の基本」の一つが、「事実はひとつ 考え方はふたつ」。
これは、何年も前に読んだ和田裕美さんの「新・陽転思考」から学びました。
僕が読んだのはオリジナル版ですが、今は文庫版も出ています。
■新・陽転思考とは?
是非本を読んでいただきたいのですが、簡単に要約すると、
目の前の事実はひとつだけれど、物事にはプラスとマイナスがある。
その両方を見て、どちらがいいか自分でチョイスする。
もしくは、100%マイナスにしか見えない物事からでもプラスを探して、プラスとマイナスをもう一度見直して、どちらがいいかチョイスする
という考え方です。
■ポジティブシンキングとは違う。
この本に感銘を受けた理由の1つが、「ポジティブシンキングに違和感を持っていい」という項目でした。
名著と言われる本を読むと、「ネガティブなことを考えればネガティブなことを引き寄せてしまう」と書いてあります。
だけど僕は、どうしても考えてしまっていました。
それで、「あぁ、僕はなんてダメなんだ…」と落ち込んでいました。
そんな中、「ポジティブシンキングを捨てる決心をした」と書かれているのを見て、「これなら僕にも出来るかもしれない!」と思うことができました。
■書評でもピックアップしました。
この本は、座右の書です。
僕が昨年から担当している月刊誌Leafの書評でも、迷わず最初にピックアップしました。