夢は、味わってみなければ分からない〜なぜ僕がこれを語るか?〜
■ 過去の自分。
先日から、「夢」「やりたいこと」を発見する連続講座を始めました。
夢を持つことの素晴らしさとか、夢を持つとこういう風に変わるとか、そういったことを熱弁する予定でした。
だけど、話す直前になって、過去の自分を思い出して、ふと思いました。
「あぁ、過去の自分は、夢を持つ素晴らしさをどれだけ聞いても、ピンと来なかったなぁ」
■ 知識ばかり増えていた過去の自分
過去の自分は、たくさん本を読んだり人から話を聞いて、
・ 夢を持った方が良い
・ 夢を持つ、実現する過程には、こんな素晴らしいことがある
そういう知識はどんどん増えていきました。
だけど、全く実感もなく、ピンときませんでした。
なぜなら、行動に移していなかったから。
なぜなら、実際に味わってみようとしなかったから。
結局、「あぁ、夢を持つと、そういう景色が見えるんだ」という「知識」しか増えませんでした。
■ 例えば
いくらリゾート地のガイドブックを見ても。
いくら実際に行った人の「めっちゃ良かったよ!」という話を聞いても。
知識は増えるけど、一向に実感は湧きませんよね。
何十冊ガイドブックを読んでも、実際に行った一回には到底及びません。
百聞は一見にしかずとは、正にそのとおりです。
■ とにかく、味わってみる。
だから、夢も、とにかく味わってみることです。
もちろん、いきなり、「夢を達成した時の充実感」は味わえません。
だけど、それを追いかける初期のワクワク感は、味わえます。
「うわ、めっちゃ楽しい!」
「こんな仲間と出会えるんだ!」
という風に、次々と色んなことに出会えます。
味わっていくと、一つ一つ、「あぁ、本に書いてあったのはこういうことだったのか」という風に、どんどん実感として理解できるようになります。
昔はサッパリ意味の分からなかったことが、ある時ふと、「あ!あの本に書いてあったことはこういうことか!」というインスピレーションに変わったことは一度や二度ではありません。
以前読んだ本を読み返すと、以前は全く反応しなかった文章に、「正に書いてあるとおり!なんでここに赤線引いてないんだろう!」と思うこともよくあります。
とにかく味を知ってしまうことです。
本や人の話は大事ですが、全てを机上で知ることは不可能です。
ある程度話を聞いたら、動いてみましょう。
動いてみれば、必ず壁にぶつかります。
その時に、また話を聴けば良いんです。
■ なぜ僕がこれを語るか。
こう書くと、「いやいや、あなたはまだ夢を叶えていないでしょう?何が分かるの?」と反論されそうです。
そこがポイントなんです。
まだ夢を叶えていない僕ですら、味わってみたら分かったことがある。
このことを、お伝えしたいんです。
たくさんの大きな夢を叶えた成功者が、「味わってみるといいよ」というのも確かに説得的ですが、僕のような立場にある人ですら、そう思う。
だから、まだ味わっていないあなたに向けて、この記事を書きました。
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