やりたいことの原石は、過去にある!?(3/11追記)
■ プロローグ
「やりたいことの探し方」のような本で、「昔から没頭していたことや、時間があるとついやってしまうことの中に、やりたいことの原石がある」という話が出てきます。
正直、今までピンときませんでした。
ところが、先日受けたインタビューで、ハッとしました。
もしかしたら、気づいていないだけで、既に皆さんの中には「やりたいことの原石」があるかもしれません。
■ 質問
インタビュアーの方から、
「どうして、セミナーをやったり、書評を書いたり、そういった発信をしようと思ったのですか?」
と聞かれました。
■ 僕の答えは凄くシンプル。
本や人のおかげで、「以前の自分より成長した」という意味で「良い思い」をした。
その「良い思い」を、できるだけ多くの人に体験してもらいたい。
そういう動機です。
例えば、「こんな良い映画があったよ」「こんな美味しいお店を見つけたよ」というように、「自分が良いと思うものを広めたい」という素朴な感情です。
■ 昔からあった傾向。
しかし、ここからが気付きでした。
インタビュアーから、「昔からそうだったのですか?」と聞かれました。
しばらく考えこむと、思い当たることがありました。
一つは、大学時代に塾講師のアルバイトをしていたこと。
自分の経験やノウハウを生徒に教えるというのは、凄く楽しかった。
スーパーのレジ打ちをしたこともありますが、塾講師の充実感の比ではありませんでした。
もう一つは、目標だった試験に合格した時。
受験から合格発表までの間に、「もし合格したら、合格までのノウハウをネットで公開しよう」と思い続けていました。
結局、合格後は忙しくて実現しなかったのですが。。。
ただ、5年間、受験を目指す方向けのゼミを持ちました。
これも、かなり大きな充実感がありました。
このように、僕は、「自分の得たノウハウを伝えたい」という欲求が凄く強い。そして、その欲求が満たされた時に、大きな充実感を覚える人間なんだと、改めて気付きました。
そして、今やろうとしていることは、正にその延長線上。
ずーっと認められてこなかった苦い経験が影響してるのかなと思います。
自分の得意なことであれば認めてもらいやすい。
だから、得意なことを伝えたい!という気持ちになる気がします。
■ 最後に。
自分が過去に「充実していたなぁ」「楽しかったなぁ」と感じた出来事や活動をよく観察すると、その大きな衝動や欲求の源には、何か共通点がないでしょうか?
あるいは、今純粋にやりたいことは、過去に似たようなことをやっていないでしょうか?
それがわかると、今後やりたいことの方向性が見つかる気がします。
皆さんも、是非考えてみてください!
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