「信頼される人の仕事術」系の本は,合格体験記と同じ!?~大切なのは,根底に流れる共通点を理解する~
1 大切なのは,共通点
書店には,「信頼される人の仕事術」のような本がたくさんあります。私もたくさん読んでいます。
書いてあることはそれぞれ違います。
表現が違うだけのこともあれば,内容自体180度違うこともあります。
では,ある本が間違っていてある本が正解か。
そういうわけではありません。
本には具体的にこうしましょう,ああしましょうと書いてありますが,大事なのは,「その根底に流れる共通点」だと理解しています。
だからこそ,「似たような本読んでも仕方ない」,「書いてあることが違うから意味が無い」などと切り捨てず,似たようなテーマの本を読むことで,その共通点を理解できます。
反対に,一冊だけしか読まず,ただ真似するだけでは足りないと思います。
2 合格体験記と同じ
このように考えると,受験合格者が書く合格体験記と同じです。
合格体験記を書いている人は,全員合格しています。
だから,「合格するために何をやりましたか」という意味では,全て正解なのです。
合格して振り返ると,「これはやらなくてよかった」ということもあるでしょうが,それも含めて結果として合格しているわけですから,全て正解。
しかし,合格者の能力,勉強時間,使っている参考書,学校等はバラバラです。
だけど,共通点はあります。
Aという参考書を使ったかBという参考書を使ったか。
5時間勉強したのか10時間勉強したのか。
それはあくまでも現象面です。
そうではなく,その現象面の根底に流れる,その参考書の使い方,勉強への取り組み方等の共通点こそが,合格体験記のエッセンスです。
信頼される仕事術系の本も同じで,実際信頼されている人が書いたのであれば,全て正解なのです。
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