【人間関係の苦しみから解放される方法】人間関係の苦しみの根源とは。
人間関係の悩みやトラブルは尽きません。
人間関係における苦しみの根源は何でしょうか?
私は次のように考えています。
人間誰しも「見えている世界」が違うのに,相手も自分と同じ世界が見えていると思い込んでいる,あるいは,自分に見えている世界が絶対に正しい世界だと思い込んでいる。
だから,「見えている世界」が違うにもかかわらず,相手に対し,「自分が見えている世界からすれば普通のこと」をするよう求めてしまう。
しかし,見えている世界が違う以上,その「普通」は相手にとってはもはや「普通」ではありません。
この,自分の「普通」と相手の「普通」とのギャップそのもの,そして,そのギャップを埋めようともがくこと
これが,人間関係における苦しみの根源だと考えています。
簡単に言うと「見えている世界の違い」です。
ここで言う「見えている世界」というのは,
その人の価値観,経験等,様々な要素によって,今この時点での,物事の捉え方(評価の仕方)
と言い換えることができます。
犯罪行為に当たるようなことは,「それはしてはいけない」という一応の共通認識があると思いますが,それ以外の部分では,全く同じ捉え方をする人間(全く同じ世界が見えている人間)はいません。
同じ人間ですら,状況や時期によって,見える世界が変わります。
どっちの世界が良いとか悪いとかではなく,事実として,「見えている世界が違う」のです。
よく人は,「普通こうだろう」,「こうしないのはおかしい」と言います。
しかし,そこでいう「普通」や「おかしい」というのは,あくまでも「その人が見えている世界からすれば」,という条件付きです。
↓この記事を気に入っていただけましたら,クリック(クリックだけで投票になります)していただけると嬉しいです。