(旧)意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

「これがルールですから」と思って、相手をムッとさせてませんか?

■不快・不満を感じる一場面。

 人が不快・不満を感じる場面の一つは、

 「尊重されていない!」と感じた時です。

 

 どういう時に尊重されていないと感じるか?

 その1つが、「相手のルールを押し付けられたと感じた時」。

 

 そういった不快・不満を与える可能性を低める方法を書きます。

 

■ルールは違う。

 業界、会社、コミュニティ、立場、個人、それぞれルールがあります。

 そしてそれらのルールは、大きく、あるいは微妙に、ずれています。

 (そのルールは、いずれも違法ではないことが前提。)

 怖いのは、自分が居る場所で使っているルールを、あたかも一般的であるかのように思い込むこと。

 

■①自分(自分達)のルールをそのまま使ったらどうなるかを意識。

・自分(自分達)のルールは、相手に不快・不満を与えるものではないか?

・自分(自分達)のルールは、相手に負担を課すものではないか?  

・自分(自分達)のルールは、相手に対する配慮を欠くものではないか?

 まずはこういう風に、自分にとっては当たり前のルールでも、人によっては当たり前ではないという可能性を想像するということ。

 ある人は不快と感じなくても、別の人は不快に感じることは多々あります。

 

■②ルールを変える・使わないという選択肢を考える。

 上記のような意識ができると、

 「あぁ、これは相手に負担を課すことになるから、(今回だけでも)このルールは使わないでおこう」

という選択肢が生まれます。 

 ルールには必ず趣旨・目的があります。

 「ルールだから守る」という単純な発想ではなく、趣旨・目的を考えます。

 

■③ルールに従ってもらわなければならないのなら、ちゃんと説明する。

 やはり自分(自分達)のルールに従ってもらわなければならない場合。

 これもたくさんあります。

 その場合でも、きちんと説明することが大切。

 

 ▼説明とは?

  自己都合を説明することではありません。

  「自分たちに都合良いのでこのルールに從っていただきます」というのは、(たとえ実際はそうであっても)わざわざ言うべきではありません。

 

 ▼じゃあ何を説明するか?

 「相手を尊重している」ということ、つまり、相手の心情、状況、生じ得る負担を理解していますよ、ということを説明します。

  ・ご不便をお掛けしますが

  ・お忙しいのは重々承知しておりますが

  ・正確を期するためにお時間頂戴します

などなど、言い方や言うべきことはあります。

 もちろんこれは上辺を取り繕うのではなく、本当に理解・想像していることが大前提。

 相手に負担を掛ける分、自分も何か犠牲を払うということを上乗せできたら尚更良いです。

 間違っても、「私は悪くないんですけどね」という雰囲気を出さないように。

 

 そういった説明がないと、

 ・自分の状況に配慮してもらってない

 ・何も考えてもらっていない

と感じます。

 これが、「相手のルールを押し付けられた」という感情を生み出します。

 

 お店などで、店員さんから、「これがうちの当たり前ですけど何か?」みたいな対応されると、ムッしますよね。

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■例えば  

 相手に何かを頼むとします。

 自分(あるいは会社や団体)のルールでは、こういう手続を踏まなければならないから時間が掛かるとか、色々ルールがあります。

 ①だけど、そのルールに従って色んな手続きを踏んでいると、相手が作業をする時間が大幅に少なくなるとします。←まずここに気付く。

 ②そこで、今回は手続を省略するという選択肢が生まれます。←これがルールを変える・使わないということ。

 ③他方、やはりルールに從ってもらわなければならない場合は、相手を尊重しているということを説明します。

 

■弁護士の仕事で言えば

 1つの事件について、裁判は1ヶ月~1ヶ月半ごとに行われます。

 しかも、何度も裁判を開き、半年~1年程度掛かることは全く珍しくありません。

 (良い悪いは別として)弁護士にとっては、それがルールです。

 

 ところが、紛争の渦中に置かれたクライアントにとってみれば、「裁判は1ヶ月~1ヶ月半ごとに行われます。半年~1年程度は掛かります。」というルールは、クライアントに不快感を与えたり、長期間掛かるという意味で負担を課すものといえます。

 しかし、現状、裁判をする場合はこのルールに從ってもらわなければなりません。

 

 そこでクライアントが、「え!?次は1ヶ月後なんですか?」と不満を露わにした時、弁護士が、「いや、裁判っていうのはそんなもんですよ」と言うだけだったら、クライアントは「尊重されていない」と感じるでしょう。

 そういう場合は、相応しい言い方や言うべきことがあるはず。

 それで必ず理解が得られるとは限りませんが、摩擦は起きにくくなると思います。

 

■まとめ

 以上のとおり、

①自分(自分達)のルールをそのまま使ったらどうなるかを意識。

②ルールを変える・使わないという選択肢を考える。

③ルールに従ってもらわなければならないのなら、ちゃんと説明する。

 というステップを踏むことで、「相手のルールを押し付けられた!」と感じさせることを防ぎます

 ↓そうすることで

 不快・不満を生む場面を減らすわけです。

 

今日のトリガークエスチョン

 あなたの人生の歯車を回す、トリガー(引き金)となる質問をします。

 Q,上記3つのステップを考えずに、そのままルールを適用してしまっていることはありませんか?