「価値観に従って生きること」に対する2つの誤解
▼人は、自分の価値観に従った時に充実感を感じ、
人は、自分の価値観に背いた時に喪失感を感じる。
▼その「価値観」とは、
社会や会社に合わせて作り上げた価値観ではなく、
自分の本質に触れる価値観。
▼こういう話をすると、
「自分のやりたいようになんて、できるわけないですよ・・・」
と言う人もいる。
▼そういう人は、2つの誤解をしています。
▼まず、自分の価値観に従って生きる=好き勝手やること=他者を犠牲にする・苦しめることだ、という誤解。
だけど、ほとんどの人は、他者を犠牲にしたり苦しめたりすることが、本質的な価値観ではありません。
だから、
自分の価値観に従って生きても、他者を犠牲にする・苦しめることには、そもそもならない。
▼反対に、人は本質的に他者に役に立ちたいという価値観を持っています。
だから、その価値観に従えば、ややこしいことを考えなくても、人の役に立つようになっていると思います。
▼2つ目の誤解は、100か0かしか無いという誤解。
その上で、「100%自分の価値観で生きるなんて無理だよ」と思って、自分の価値観で生きることを諦めてしまう。
▼だけど、100と0との間には無限の「間」がある。
▼「100%自分の価値観で生きるにはどうすればいいか?」という難しすぎる質問に答えようとするから、「そんなの無理だよ」と思ってしまう。
▼そうではなくて、今まで0だったものを1にする。次に、2にする。
「自分の価値観で生きる機会を増やすためにはどうすればいいか?」という問いを設定すれば、意外と選択肢はたくさん浮かぶ。
▼そしてそもそも、自分の価値観とはなにか?という問いを立てること。
▼今日は朝から2時間、価値観を探るコーチングをさせていただきました。
仕事としてコーチングを始めてもうすぐ1か月。
ありがたいことに、有料クライアントも増えてきました。
その期待を裏切らないよう、慎重かつ大胆に。
▼コーチングをやっていると、絡まった糸を早く解きたくなる時があります。
だけど、焦って解こうとすれば余計に絡まるもの。
ゆっくり、確実に、慌てずに。