意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

魅力的な人って、なんで魅力的なんだろう?~「haveよりbeで好かれる」という選択~




▼質問です。

 「この人、魅力的だなぁ」と思う人、いませんか?

 ①まず、3人位思い浮かべて下さい。同性異性問いません。

 ②次に、その人のことをどうして魅力的だと思うのか、理由を考えてみてください。

 

▼僕が「魅力的だなぁ」と思うのは、その「人」が魅力的な人です。 

  ・一緒にいると楽しくなる/ホッとする/穏やかな気持になる。

  ・会うと元気になる/刺激をもらえる/頑張ろうと思える。

 そんな風に、単純に、「会いたい!一緒にいたい!」と思える人です。

 

▼魅力を感じるのは、「肩書」、「実績」、「会社」、「その人が持っている情報」などではありません。

 「こんな会社に勤めているなんて、すごい!」

 「こんな実績を持っているなんて、すごい!」

 そう思うことはありますが、それだけでずっと魅力を感じ続けることは難しい。

 

▼つまり、その人のbe(存在)に魅力を感じるのであって、have(持っているもの)に魅力を感じるわけではありません。

 

▼haveで(同姓異性問わず)人を好きになるのなら、「これとこれとこれがあるから、イコール、好き!」となるはず。

 だけど、そんな理屈じゃないですよね。

 だからこそ、同じhaveを持っていても、好きになる人と、ならない人がいます。

 

▼本当に好きになる時は、beを好きになると思うんです。

 好きになった後に、「なぜ好きなんだろう?」と考えれば、「こことここが好きだから」と説明はできます。

 しかしそれは、好きという感情を理屈で説明しようとしているだけ。

 どんな理屈を使っても、その感情を100%説明することはできません。

 

▼もちろん、beに魅力を感じる人が魅力的なhaveを持っていることは多いです。

 それは、beの魅力がhaveにつながっただけの話。

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▼「好かれたい!」

 「話を聞いてもらいたい!」

 「注目してもらいたい!」

 と思ったとき、ついhaveをアピールしそうになります。

 

▼ところが、haveで関心を引けるのは、一時的です。

 なぜなら、「肩書」、「実績」、「情報」といったhaveは、すぐに慣れてしまうから。

 それに、いくらhaveが魅力的でも、最初の方こそ「会いたい」と思われますが、長くは続きません。

 だから、haveで好かれ続けるのは、相当難しいんです。

 

▼haveの魅力は、手に入れるのに時間が掛かるし、数とインパクトが必要です。

 beの魅力は、今日からでも手に入りますし、数もインパクトも要りません。

 

▼笑顔で、前向きで、元気がある人。

 haveでは測れない、beの魅力があります。

 そんな人が、たまに暗い顔をして元気がなくても、それもまたbeの魅力なのかもしれません。

 

▼どういうbeに魅力を感じるかは人それぞれです。

 ただ、第一歩としては、haveで関心を引こうとする自分を、ちょっとだけ抑えること。

 そして、「自分が好かれたい人に、魅力的だと感じてもらえるbeはなんだろう?」と考え、beを磨くこと。つまり、相手の視点から考えるということ。

 もちろん、「僕(私)のbeはこれだから。認めてくれる人だけ認めてくれれば良い」というのも、選択肢です。

 beの魅力がある人を観察して、良い部分を盗むのも良いですね。

 

▼僕自身も、beの魅力を身につけたいと日々思っていますが、なかなか…というのが正直なところです。