意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

「まず仲間集め」ではなく、「まず一人でも」始める〜「35歳までにやめる60のこと」(中谷彰宏さん著)〜




中谷彰宏さんの「35歳までにやめる60のこと」

 この本に、「4人集まったら行くという桃太郎に、誰もついてこない」という話があります。

 桃太郎が「4人集まったら鬼ヶ島へ行きますが、誰か来ませんか」と言っても、誰も乗ってきません。

 桃太郎は一人で行こうとしていたから、 仲間が集ったのです。

 初めから集めようとしていません。

 仲間を集めるために、何かをするのは間違いです。

 一人でもやるところに人は集まります。

 「一緒にやりませんか」 と言うと、逆に集まりません。

 それだけ自分の腰が引けているのです。

  この話、というか、桃太郎の例えに感動しました。

 ■何かを始める時。

 何か始める時って、恐いし不安です。

 出来れば誰かと一緒に始めたくなります。

 だけど、周りを見渡しても、一緒に始められるような人が居ない場合だってあります。

 

 理由は、”類は友を呼ぶ”ですから、“◯◯をまだ始めていない自分”の周りには、”◯◯をまだ始めていない人”が多いからです。

 生き方や価値観に関わるものであればあるほどその傾向は強くなると思います。

 

 例えば、起業したいと思った時。

 ”起業に向けての活動をまだ始めていない自分“の周りには、”起業に向けての活動をまだ始めていない人“が多いのではないでしょうか。

 反対に、”既に起業に向けての活動を始めている人“の周りには、同じような人が多いはず。

 

 昨年僕がセミナーを始めようと思った時、周りには、僕がやりたいようなセミナーをやっている人はいませんでした。

 僕がやっていないんだから、今考えるとそれは当然のことです。

 

 何かを始めようとする時、最初は恐いし不安ですが、一人あるいは少人数で始めなければならない時があるのだと思います。

 そこで、”一緒に始められる人が居ないし・・・”と萎縮してしまうと、なかなか今のフィールドを広げることができません。

 

 自分が本当にやりたいと思えそうなことなら、一人でも、怖くても、始めてみる。

 コツは、小さく、リスクの小さい範囲で、一歩一歩やっていくことです。