■人のミスに対して寛容でいる。
ミス、手違い、システムトラブルなどで、手間や時間を取られたり、待たされたりすることがあります。
僕は、ミスをして人に迷惑を掛けたことがたくさんあります。
僕は、ミスをして色んな人に許してもらってきました。
だから、罪滅ぼしというか、許された時の有り難さを身を持って分かっているつもりなので、人のミスには出来るだけ寛容でいようと心掛けています。
もちろん全てのミスに対して寛容でいるわけではありません。
だけど、「あぁ、そういうこと、あるよね」ということには、出来るだけ寛容でいようと心掛けています。
僕は、放っておくと寛容ではいられないからこそ、心掛けています。
どうしても腹が立って、「一言言わなきゃ気がすまない!」という気持ちになった時は、「ここで一言言う方が格好良いだろうか?言わないほうが格好良いだろうか?」と自問します。
すると、ほとんどの場合、言わない方が格好良いという結論になります。
我慢は自分の感情を抑えることですが、格好良い方を選ぶというのは、決して抑えているわけではありません。
■言うべきことは言う。
ただ、「寛容でいること」と「何も言わないこと」は違います。
僕の中で「寛容でいること」は、感情的にならないことであり、必要以上に責めないこと。
必要な限度で、言うベきことを言うのは当然のことです。
ただし、その「言うべきこと」の範囲は出来るだけ狭くすることです。
人のミスを猛烈に責める人もいます。
確かに労力や時間が取られたら、嫌です。
だけど、そこまで怒ることなのだろうか。
そこまで横柄な言い方をしなきゃいけないのだろうか。
そう思います。
■言い訳には使わない。
ただし、「誰だってミスをする」というのは、自分が許される言い訳に使ってはいけません。
「誰だってミスをするんだから、勘弁して下さいよ」と言ってはいけません。
「誰だってミスをする」というのは、あくまでも、自分が人に対して寛容でいるための根拠です。