意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

僕が思う、夢の見つけ方#7〜感動体験とは違うアプローチ〜




■違ったアプローチ。

① レベル3の夢、つまり人生を通して達成したいような夢を見つけるには、「for you経由のfor meの幸せは何か?を考える」

②それを考えるには、自分にとっての感動体験を考えることが有効

ということを書きました。

 

 だけど、

・「感動体験と言えることなんて無いんだけど…」

・「感動体験はあるけど、それがfor you経由のfor meの幸せにつながらないんだけど…」

という方も居ると思います。

 

 そこで今日は、違うアプローチを書きます。

 それは、「子供の頃、没頭していたことを思い出す」というアプローチです。

 子供の頃は、「お金のために」という目的はありません。

 学校もある、勉強もしなきゃいけない、友達とも遊びたい、その中で没頭していたということは、「相当やりたいこと」のはず。

 

■モデルケース〜ある友人の話〜

 僕の友人は、子供の頃、紙で家具を作って、「ここに棚を置いて、ここにテーブルを置いて…」という風に、部屋づくりごっこに没頭したり、自分の部屋の模様替えに没頭していたそうです。

 部屋づくりに興味がある人は多いと思いますが、その人の場合は、話を聞くとかなりマニアックで、突き詰めてきた感があります。

 

 その人は、全く別の仕事に就いたのですが、心からワクワクすることはなく、人生を棚卸しした時、自分は部屋づくり・モノが好きなんだと気付きました。

 そして、働きながらライフオーガナイザー1級、ルームスタイリスト1級を取得し、部屋づくりに関するセミナーを開催するまでになりました。

 そして今は、自分が大好きなモノを売る仕事をし、まだまだ夢を追いかけています。

 

 この方は、モデルケースだと思います。

 発端は、ただただ部屋づくりやモノが好きという思い。

 理由云々というより、「好きだから好き!」という感じでしょう。

 そして、その「好き!」を大切に、仕事に生かせる方法を探した結果が、今です。

  

 最初は「好きだから好き!」であっても、それを軸に行動することで、それを必要とする人、喜んでくれる人に出会い、「自分が好きなことを提供して相手が喜んでくれるなんて、なんて幸せなんだろう!」という状態になります。

 これも、「for you経由のfor meの幸せを感じられる状態」です。

 

■僕の場合。

 ちなみに僕の場合は、子供の頃に没頭したことで思い出すのは、マンガを書くこと。

 一人っ子だったということもあり、家で1人何かをすることが多く、夜遅くまでキャラクターの模写をしたり、オリジナルのマンガを書いたりしていました。

 ただ、今は、マンガを書くことには全く興味がないので、今後の夢になるとは思いません。

 ただ、書くことに没頭していたという意味では、今に通じるものがあります。

 

■最期に。

 「子供の頃、没頭していたことを思い出す」というアプローチは、使える人には効果絶大ですが、思い出しても思い出しても見つからない人も結構居ると思います。

 試しに一度、思い出してみてください。

 その際、「現象面」ではなく「本質」を見るようにしてください。

 例えば、友達と新しい遊びを考えることに没頭していたというのは現象面。

 その本質は、もしかしたら、「人と違うこと、人がびっくりすることを考えるのが好きだった」というところにあるかもしれません。

 また、没頭したことそのものでなくても、その周辺に眠っていることもあります。

 没頭していたことをそのまま仕事にするパターンもあれば、没頭していたことのエッセンスを抜き出し、応用するパターンもあるはずです。