意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

曖昧な質問からは、曖昧な答えしか得られない。




■曖昧な質問。

 「○○は、結構多いんですか?」と聞くと、「『結構』っていう質問は曖昧だよね」と返されたことがあります。

 「それは、僕が実際に経験した数?それとも、全国的な統計?」と返されたこともあります。

 何を、どの位の精度で、どういう目的で知りたいのか、全く詰められていない自分が恥ずかしくなりました。

 そういう経験から、「曖昧な言葉」を使わないように注意するようになりました。

 

 曖昧な質問からは、曖昧な答えしか得られません。

 だから、曖昧な質問は、会話の質を下げます。 

 聞かれる側が質問の意味を間違うこともあります。

 

 「◯◯駅から☓☓駅まで、どれくらい掛かるの?」という質問は、わざわざ聞くことではありません。  

 「前行った時は20分位だった」

 「あそこで乗り換えがうまくいけば15分位かな」

 そんな曖昧な会話をせずとも、ネットで調べれば1分単位で正確に分かります(もちろん、なんでも調べれば良いということではありません)。

 

 曖昧言葉を使っていると、正確な話をしたい人に敬遠されます。

 「最近中国はダメだね」と偉そうに言っておきながら、「どうしてですか?」と聞かれてオロオロしている場合ではありません。

 

■質問力。

 曖昧な質問しかできないのは、準備不足です。

 何を、どの位の精度で、どういう目的で知りたいのか、準備ができていないと思うんです。

 

 「自分で調べて、経験して、ここまで分かってます。残りのこの部分を、これ位の精度で教えて下さい」位まで質問内容を考えると、相応の答えが得られます。

 

 例えば資格試験に挑む人が、「この資格って、かなり難しいんですか?」と聞いても、「そうだね、かなり難しいね」程度しか答えられないので、正直何の参考にもなりません。

 

 「この資格を一発で取ろうと思っています。今これくらい勉強は進んでいます。残り3ヶ月で絶対にやるべきことは何だと思いますか?」位具体的だと、答えも変わります。

 

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