(講演録)ワクワクする毎日のためにやっておくべき10のこと【⑦群れない】
この記事は、2014年4月3日、同志社大学において、「僕が大学生に戻れたら、必ずやる10のこと」と題して、約50名の学生に対して僕が行った講演を再現したものです。
大学生向けの講演だということはあまり考えず、「本当にやりたいことを見つけ、ワクワクした毎日を送る。その土台作りをしよう。」という方に是非お伝えしたいことです。
※講演のため、表現が浅い部分もありますが、あえてそのままにしてあります。
(つづき)
―7つめ
7つめは、群れないということ。
群れると思考停止します。
これ、何のことだかわからない人もいると思います。
―ごく限られたコミュニティ。
例えば、皆さんが、30人のコミュニティを作るとしますよね。30人くらいの知り合い。
30人っていうのは、この大学の中、全国の大学生、全世界の大学生、あるいは全人類からすると、物凄く小さな、アリよりも小さなコミュニティですよね。
にもかかわらず、そこで通用すること、常識が、そのまま世間の常識、自分のすべての世界の常識になっちゃう。
なんかやりたいなぁと思っても、「コミュニティの皆がやってないから、そんなもんか。僕もやらなくていいや。」と思う。
これが思考停止。
―友達を見れば自分の位置が分かる。
普段付き合う人が、今の自分を表します。
友達っていうのは、居心地が良いから友達なんですよね。
居心地が良いってことは、価値観が近い。
価値観が近いってことは、だいたい同じレベルなの。
友達を見てると、だいたい自分が今どのくらいの位置にいるのか分かる。
「俺の友達って冴えないやつばっかりだなぁ」って思ったら、だいたいあなたも冴えない。
自分が入っているコミュニティが、自分をだいたい表してる。
―一人で変わらなければならない時。
「周りが冴えない奴ばっかりだなぁ。俺ももしかしたら冴えないかもしれない。こっから抜けだしてもっと魅力的な人間になろう」と思った時、「皆一緒に変わろうよ」って言っても、皆は絶対変わりません。
そんな簡単に人は変わらないですし、人を変えるような権利はないので、自分だけ変わる。
その時は、群れから抜けださなければならない。
友達の縁をいきなり切れということではなくて、今まで週5会ってたのを週3にするだけでもいい。
群れから抜けだして、自分のやりたいことをやる。
自分を高める努力をする。
群れると、今言った「一人で研鑽する時間」が限られます。
例えば本を読んだり、メンターに会いに行ったり。
皆一緒にやろうよっていうことでは、なかなか成長しません。
一人で居る時間が、大切。
―孤独に耐え、会うべき人に会う。
学生時代は、やっぱり一人で居るって相当不安なんですよ。
学食で一人っていうのはすごい寂しいし、なんかテスト情報も全然回ってこないなぁみたいなのも凄く寂しいし。
一人っていうのは、一時的に超孤独を伴うんですけど、その自分の空っぽになったコップの中には、必ず新しい水が入っています。
自分を高めていれば、同じような志を持った人に必ず会えます。
これはある本で読んだ言葉なんですけど、「会うべき人には必ず会える。それも、一瞬遅すぎず、一瞬早すぎず。」
自分がその準備をしていれば、遅すぎずも早すぎずもなく、必ず会うべき人に会える。
「それは本当ですか?」って言われたら、「いや、それは知りません」ってなるんだけど、僕はそれを信じてます。
だから、僕は群れないようにしてます。
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