「自分には出来る」と思える方法~狙い通りの小さな成功体験を重ねる~
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「こういうことをやりたい」と夢を描いたり、何かにチャレンジしようとする時。
「自分には難しい」と思って諦めたり、必要以上に萎縮してしまうことがあります。
挑戦すれば達成できたかもしれないのに。
萎縮しなければ、もっと良いパフォーマンスができたかもしれないのに。
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これは、セルフイメージが影響していると思います。
ここでいうセルフイメージは、簡単に言うと、「自分は、ここまでは出来るけど、これ以上は難しい」という思い込み。
セルフイメージが低いと、「難しい」と思い込む領域が大きくなります。
それによって、チャレンジできない、萎縮する、という結果になります。
「自信を持って!」と励まされても、そう簡単に自信は持てません。
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そこで、「裏付けのある」高いセルフイメージを目指します。
つまり、「こうこうこういう根拠で、僕には出来ると思う」というセルフイメージを目指す。
例えば、以前10人の前でうまく話せたから、今回も10人の前でうまく話せると思う、というように。
「裏付けのある」の対義語は、「裏付けのない」です。
「裏付けはないけど、自分にはやれる」
時にこうしたセルフイメージが必要ですし、偉業を成し遂げた人は、もしかしたらこういうセルフイメージを持っていたのかもしれません。
だけど、僕には難しい。
そこで、「裏付けのある」高いセルフイメージを持つことを目標にします。
■ 裏付けのある高いセルフイメージを持つには?
それは、狙い通りの小さな成功体験を重ねることだと思います。
ポイントは2つです。
1つは、「狙い通り」という点。
裏付けのある高いセルフイメージを持つということは、「こうこうこういう根拠で、僕には出来ると思う」という状態になることです。
「何か知らないけど、出来た」ということでは、再現性がありません。
したがって、次もうまくいくか怪しいんです。それだと自信が持てない。
反対に、「こうやってみたら失敗した。だけど、こういう風に変えてみたら、成功した」というのは、「狙い通り」の成功です。
これは、再現性がありますので、自信になります。
狙い通りの成功を収めるまでには、何度もトライ&エラーを繰り返します。
2つ目のポイントは、「小さな」成功体験です。
大きな成功体験は、そもそもチャンスが巡ってくる数自体多くありませんし、失敗も少なくありません。
大きな成功体験に賭けてみたら失敗した。
それだと、次のチャンスまで遠いですし、ダメージも大きい。
例えば、1000人の前でスピーチする機会は滅多にありません。
もしそのチャンスが巡ってきても、いきなり1000人の前でスピーチなんて、かなり冒険です。
うまくいけば大きな成功体験を得られますが、大ダメージのリスクが伴います。
そこで、日常で体験可能な「小さな」成功体験を重ねることにします。
例えば、人前で話すのが苦手な場合。
まずは、顔なじみの社員の前で朝礼の一言をうまく話す。
失敗しても問題の少ないプレゼンでうまく話す。
こういうことなら、日常の中にたくさんあります。
最初は3人の前でも緊張していたのが、3人は平気というセルフイメージになり、10人は平気というセルフイメージになり・・・という風に成長していきます。
狙い通りの小さな成功体験を積み重ねていくと、同じことなら自信を持って臨めますし、その内、未知のことでも、「今の自分なら、これくらい行けそうだな」と思えるようになります。
裏付けのある高いセルフイメージが身につけば、どんどん遠くまで飛べるようになります。
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