ビブリオバトル司会をしました!
■ ビブリオバトル
知的書評合戦「ビブリオバトル」をご存知でしょうか?
ルールは簡単。
1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
2.順番に一人5分間で本を紹介する.
3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.
4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.
(公式HPより)
■
先日、このビブリオバトルの司会をさせていただきました。
今まで、ビブリオバトルの存在は知っていましたが、実は消極的でした。
なぜなら、僕は、何か課題にぶつかった時に本を読むので、いくら誰かが「この本最高!」と薦めてくれても、僕にとって良い本とは限らないからです。
それに、自分なりに本を探す方法はあるので、薦めてもらわなくても大丈夫という考えがありました。
■ 浅はかでした。
しかし、実際体験してみると、この考えは浅はかだったと思い知らされました。
ビブリオバトルのキャッチコピーは、
「人を通して本を知る.本を通して人を知る」
単に、本を紹介して終わりではありません。
本を紹介するプレゼンターのことを知り、その人の考え方をもっと知りたくなったりします。
「この人にこんな一面があったんだ!」という発見もあります。
プレゼンターは、単にあらすじを述べるのではなく、
・ 自分はこの本からこういう影響を受けた
・ 自分はこの本を何年も読み続けている
・ 自分はこの本に書いてあることを実践してみて、こういう良い習慣が身に付いた
というように、その本とプレゼンターとの物語を語ってくれます。
これが、本当に面白い。
「この本を何年も読んでます」と言われると、「え?どんな本だろう」と興味を持ちますよね。
■ また読みたくなる。
中には、僕が既に読んだことのある本もありました。
しかし、全く予想外だったのが、プレゼンを聴いて、また読みたくなったんです。
同じ本を読んでいるのに、感想や着眼点は違います。
同じ本を読んでいるのに、何も実践していなかった僕と、忠実に実践しているプレゼンター。
この違いを知り、また読みたくなりました。
■ プラスエネルギー全開の会
さらに素晴らしいなと思ったのは、バトル後に皆で本について熱く語れたこと。
そして、解散した後、参加者の皆さんが、自身のフェイスブック上で、「ビブリオバトル楽しかった!」等と語っていること。
そしてその投稿に、「帰りにあの本買いましたよ」のようなコメントが付いていること。
バトルの会場もプラスエネルギーに包まれていましたし、その後の余韻も凄く良かったです。
こういうプラスエネルギー全開の集まりって、本当に好きです。
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